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対米従属の謎
どうしたら自立できるか
発行:平凡社
新書判
256ページ
定価
800円+税
- 書店発売日
- 2017年1月16日
- 登録日
- 2016年11月29日
- 最終更新日
- 2016年12月29日
目次
まえがき
第一章 従属の現実──世界に例を見ない実態
1 裁判権があるのに「裁判をしない」不思議
2 日本全土がアメリカの訓練基地なのか
3 ドイツは主権のために地位協定を改定した
第二章 従属の原点──日本とドイツの占領の違い
1 占領期にアメリカの意図が貫かれたかどうか
2 対米自主性のある人物が支配層になったか
3 独立と同盟への過程でも違いが広がる
第三章 従属の形成──「旧安保条約の時代」の意味
1 マッカーサーが与えた「エジプト型の独立」
2 建前としても平等を放棄した旧安保条約
3 世界史に前例のない裁判権の全面放棄
第四章 従属の展開──新安保でも深化したワケ
1 自主性の回復が新安保条約の建前だったのに
2 積み重ねが従属を慣行にする
3 平和か戦争かの決定権がアメリカに
第五章 従属の深層──独自戦略の欠落が背景に
1 鳩山政権の普天間問題での挫折が意味するもの
2 日本型核抑止力依存政策とその形成過程
3 対米従属から抜け出す防衛政策への道
あとがき
戦後日米政軍関係略年表
主な参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。