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旅ごころはリュートに乗って 星野 博美(著/文) - 平凡社
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旅ごころはリュートに乗って (タビゴコロハリュートニノッテ) 歌がみちびく中世巡礼 (ウタガミチビクチュウセイジュンレイ)

文芸
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発行:平凡社
四六判
344ページ
定価 1,900円+税
ISBN
978-4-582-83845-9   COPY
ISBN 13
9784582838459   COPY
ISBN 10h
4-582-83845-6   COPY
ISBN 10
4582838456   COPY
出版者記号
582   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年9月25日
書店発売日
登録日
2020年7月28日
最終更新日
2020年9月24日
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書評掲載情報

2020-11-15 読売新聞  朝刊
2020-11-14 東京新聞/中日新聞  朝刊
2020-11-07 日本経済新聞  朝刊
評者: 与那原恵(ノンフィクション作家)
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紹介

「死の舞踏」が流布し、「我ら、死に向かって急ごう、罪を断ち切ろう……」の歌声が流れた時代。“死”が身近にあった人々の心の奥に潜んでいたものとは?

『みんな彗星を見ていた』で15?16世紀の西欧出身の宣教師と日本のキリシタンの語られなかった真実に迫った著者が、リュートに魅せられ、再び時空を超える旅に出た。

舞台はイングランドからヴェネツィア、スペインを経て文明の十字路コンスタンティノープルへ、さらにアンダルシア、ラバト、聖地エルサレムを巡って長崎へ――。

誰もなし得なかったキリスト教の深淵へ迫る、待望の最新ノンフィクション!

「羅針盤を信じ、イチかバチかでその針の指す方向へ向かってみれば、思いもかけない時代や空間へ立ち寄ることができた。リュートは、最高の旅の道連れだった」

(目次)
まえがき
第1話 グリーンスリーヴス(イングランド民謡)
第2話 ピーヴァ(ヨアン・アンブロージオ・ダルツァ)
第3話 千々の悲しみ(ルイス・デ・ナルバエス)
第4話 死に向かって急ごう(『モンセラートの朱い本』)
第5話 天にあまねく 我らが女王よ(同)
第6話 死の舞踏(ハンス・ホルバイン)
第7話 聖母マリアの七つの喜び(カンティガ1番)
第8話 聖母の御業に驚くなかれ(同26番)
第9話 コンスタンティノープル包囲(同28番)
第10話 コンスタンティノープルを守った聖母のイコン(同264番)
第11話 右手を斬られたダマスコの聖イオアン(同265番)
第12話 モーロ王の嘆き(グラナダのロマンセ)
第13話 マラケシュを救った聖母の御旗(カンティガ181番)
第14話 気がふれたホスピタル騎士団の修道士(同275番)
第15話 殺されたユダヤ人の子ども(同4番)
第16話 ユダヤ人に汚されたキリストの像(同12番)
第17話 囚われ人は決して(「獅子心王」リチャード一世)
第18話 聖人と福者
第19話 サントスの御作業
第20話 日本の殉教伝
あとがき――不思議な宝箱





著者プロフィール

星野 博美  (ホシノ ヒロミ)  (著/文

ノンフィクション作家、写真家。1966年、東京生まれ。2001年、香港返還前後の2年間を追った『転がる香港に苔は生えない』(大宅壮一ノンフィクション賞)で注目を浴び、自身のルーツである外房の漁師の足跡を追った『コンニャク屋漂流記』で読売文学賞。他の著作は『みんな彗星を見ていた──私的キリシタン探訪記』『謝々! チャイニーズ』『銭湯の女神』『島へ免許を取りに行く』『今日はヒョウ柄を着る日』他、写真集は『華南体感』『ホンコンフラワー』など。

上記内容は本書刊行時のものです。