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さむらい 朝井 まかて(著) - PHP研究所
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さむらい (サムライ) 〈武士〉時代小説傑作選 (ブシ ジダイショウセツケッサクセン)

文庫
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文庫判
縦150mm 横105mm 厚さ11mm
重さ 168g
304ページ
定価 840円+税
ISBN
978-4-569-90443-6   COPY
ISBN 13
9784569904436   COPY
ISBN 10h
4-569-90443-2   COPY
ISBN 10
4569904432   COPY
出版者記号
569   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年11月7日
最終更新日
2024年12月19日
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紹介

シリーズ累計50万部突破!

体面、しきたり、出世争い、厳しい姑……
武家のさだめに生きる者たちの悲哀と喜びの物語

「花散らせる風に」あさのあつこ
小舞藩の筆頭家老は、なぜ新田作りのための開墾地に、農に適さない土地を選んだのか……三十年前の悲恋と約束に縛られた男の生き様を描く。

「ふところ」中島 要
貧乏御徒の家に嫁いだ栄津。いつも厳しく叱ってきた姑が亡くなり、せいせいするかと思いきや、閉まりきらない戸の隙間から風が吹き込んでくるような気持ちを抱いていた。そんな栄津のもとに、幼馴染の男が訪ねてきて……。

「小普請組」梶よう子
瀬戸物屋の五男坊から、小普請組の御家人・野依家の養子となった駿平。わずか一年で当主になることが決まり、養母から出世を目指すよう命じられ……。

「最後の団子」佐藤 雫
大身旗本の娘である綾は、甘味好きの父がなぜか団子だけは口にしないことが気になっていた。父に仕える茂七に尋ねると、そこには若き日の淡い恋が秘められていて……。

「落猿」朝井まかて
八作藩の江戸留守居役・奥村理兵衛は、藩士の無礼討ちを無難に解決しながら、補佐役・野口直哉の成長を見守っていたが……。武士の本髄とは何かを鋭く活写した短編小説。

武家のしきたりに振り回されながらも、懸命に生きる人々の姿に心打たれる名作アンソロジー。

著者プロフィール

朝井 まかて  (アサイ マカテ)  (

1959年、大阪府生まれ。2008年、『実さえ花さえ』で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、デビュー。14年、『恋歌』で直木賞、16年、『眩』で中山義秀文学賞、17年、『福袋』で舟橋聖一文学賞、18年、大阪文化賞、『雲上雲下』で中央公論文芸賞、『悪玉伝』で司馬遼太郎賞、21年、『類』で芸術選奨文部科学大臣賞、柴田錬三郎賞を受賞。著書に『ボタニカ』『朝星夜星』『秘密の花園』『青姫』などがある。

あさの あつこ  (アサノ アツコ)  (

1954年、岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。97年、『バッテリー』で野間児童文芸賞、99 年、『バッテリーⅡ』で日本児童文学者協会賞、2005年、『バッテリーⅠ~Ⅵ』で小学館児童出版文化賞、11年、『たまゆら』で島清恋愛文学賞、24年、「おいち不思議がたり」シリーズ他で日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞を受賞。著書に「弥勒」「闇医者おゑん秘録帖」「燦」シリーズ、『神無島のウラ』などがある。

梶 よう子  (カジ ヨウコ)  (

東京都生まれ。2005年、「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞、08年、「一朝の夢」で松本清張賞、16年、『ヨイ豊』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、23年、『広重ぶるう』で新田次郎賞を受賞。著書に『我、鉄路を拓かん』『噂を売る男 藤岡屋由蔵』『紺碧の海』、「商い同心」「摺師安次郎人情暦」シリーズなどがある。

中島 要  (ナカジマ カナメ)  (

早稲田大学教育学部卒業、2008年、「素見(ひやかし)」で小説宝石新人賞を受賞。10年、『刀圭』で単行本デビュー。18年、「着物始末暦」シリーズで歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。著書に『産婆のタネ』『誰に似たのか』『吉原と外』、「大江戸少女カゲキ団」シリーズなどがある。

佐藤 雫  (サトウ シズク)  (

1988年、香川県生まれ。2019年、『言の葉は、残りて』(「海の匂い」改題)で小説すばる新人賞を受賞してデビュー。著書に『さざなみの彼方』『白蕾記』『花散るまえに』『行成想歌』などがある。

細谷 正充  (ホソヤ マサミツ)  (

文芸評論家。1963年生まれ。時代小説、ミステリーなどのエンターテインメントを対象に、評論・執筆に携わる。主な著書・編著書に『歴史・時代小説の快楽 読まなきゃ死ねない全100 作ガイド』「時代小説傑作選」シリーズなどがある。

上記内容は本書刊行時のものです。