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出版者情報
現象学ことはじめ 新装改訂版
日常に目覚めること
発行:白桃書房
A5判
290ページ
定価
2,727円+税
- 初版年月日
- 2023年12月26日
- 書店発売日
- 2024年1月13日
- 登録日
- 2023年11月29日
- 最終更新日
- 2023年12月8日
紹介
山口一郎氏は現象学の泰斗で、世界的経営学者の野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)との共著『直観の経営』がベストセラーとなった。また弊社からは露木恵美子氏(中央大学大学院教授)との共著・監修で『職場の現象学』及び『共に働くことの意味を問い直す』を刊行しており、そのどちらもロングセラーとなっている。
本書は現象学の入門書で、小社刊の上記2冊の元となった現象学をより深く理解できる。そもそも現象学は、私たちの日常生活を改めて問い直す哲学で、「自らのすべての心の働きのありのままに(中略)はっきりとその働き方を知り尽くす」ことを目指している。
本書は、日常生活で起こる「ことがら」から出発するということから「ことはじめ」と副題がつけられ、日常語を使ってわかりやすく議論が進められている。
現象学による考え方や生き方を身に着け、日々新たな日常を明晰に自覚するための書。
目次
はじめに
改訂版の刊行にあたって
新装改訂版の刊行にあたって
序章
第一章 数えること
第二章 見えることと感じること
第三章 時がたつこと
第四章 変わることと変わらないこと
第五章 想い出さずに、想い出されるということ
第六章 気づくことと気づかないこと
第七章 心と身体が育つこと
第八章 他の人の痛みを”痛む”こと
第九章 生きることと知ること
第十章 文化の違いを生きること
上記内容は本書刊行時のものです。