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出版者情報
「おんなじ」が生み出す子どもの世界
発行:東洋館出版社
四六判
180ページ
定価
2,000円+税
- 書店発売日
- 2021年10月27日
- 登録日
- 2021年9月28日
- 最終更新日
- 2021年9月28日
紹介
幼児同士が同じ動作をする,同じ発話をする,同じ物を持つ,同じ場で過ごす。これら「同型的行動」は,仲間関係の形成と遊びの発生に大きな役割を果たす。身体を介した幼児の「知性」の発達を解き明かす1冊。秋田喜代美,汐見稔幸,無藤隆各氏推薦!
目次
はじめに
第1章 幼児期の仲間関係と同型的行動
一 保育の場で育まれる仲間関係
二 幼児期の仲間関係
三 幼児の仲間関係における相互作用への注目
四 保育における仲間との相互作用
五 微細な行動に注目した相互作用の分析
第2章 子どもの「同型的行動」
一 乳幼児期の同型的行動
二 同型的行動の発達
三 子ども同士の同型的行動
四 同型的行動における媒介
第3章 研究の方法
一 質的研究法による分析
二 本研究の方法
第4章 子どもが他者と同じ動きをすること
一 仲間意識の共有としての同じ動き
二 ごっこ遊びのイメージの共有としての同じ動き
第5章 子どもが他者と場を共有すること
一 場の共有と他者と同じ動きをすること
二 まとめ:場の共有と他者と同じ動きをすること
第6章 子どもが他者と同じ物を持つこと
一 子どもが他者と同じ物を持つこと
二 子どもが他者と同じ物を使うこと
三 まとめ:仲間意識と他者と同じ物を持つこと・使うこと
第7章 葛藤場面における子どもが他者と同じ発話をすること
一 葛藤場面における他者と同じ発話をすること
二 まとめ:葛藤場面における他者と同じ発話をすること
第8章 まとめ
一 幼児期の仲間関係における同型的行動の機能
二 同型的行動における媒介の特性の違い
三 本研究が幼児教育・保育にもたらす意義
あとがき
引用文献
上記内容は本書刊行時のものです。