版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
RPGのつくりかた さやわか(本文) - 筑摩書房
.
【利用不可】

RPGのつくりかた (アールピージーノツクリカタ) 橋野桂と『メタファー:リファンタジオ』 (ハシノカツラトメタファーリファンタジオ)

ゲーム
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:筑摩書房
四六判
544ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-480-81861-4   COPY
ISBN 13
9784480818614   COPY
ISBN 10h
4-480-81861-8   COPY
ISBN 10
4480818618   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0076  
0:一般 0:単行本 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年2月3日
書店発売日
登録日
2024年10月4日
最終更新日
2025年3月18日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2025-03-30 (予定) 読売新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

JRPGを牽引する、アトラスのゲームクリエイター橋野桂。最新作であり集大成となる『メタファー』開発の軌跡が、この1冊に。
キャラクター、シナリオ、バトル、日常、UI担当者の証言や、貴重資料を多数収録。ものづくりに関わるすべてのひとに贈る、傑作ノンフィクション。

目次

【目次】
第1章 世界の設定――はじまり
「「世界が変わるかもしれない」というイメージ、幻想をもってほしい」

第2章 シナリオの作成――橋野桂とアトラス
「「おもしろくなきゃ、しょうがないよね」という、クリエイティブに対する気質は、あまり変わってないかな」

証言1 副島成記(キャラクターデザイン)
「キャラクターを、キャラクターとして愛してほしい」

第3章 スタッフの合流――ディレクションの技法
「これがRPGの設計図そのものですね」

第4章 試作――物語をシステムに落とし込む
「ベタな王道の物語に、自然となったんですよ」

証言2 田中裕一郎(シナリオ)
「もう直せないくらいまでつくりおえてこそ、本当に直すべき箇所が見えたりするものです」

第5章 データの作成――なぜ、削らなければいけないのか
「全部が一貫している気がすると、うれしくなるじゃないですか」

第6章 データの量産――こだわりの筋を通した、集大成
「結局は筋が通るかどうか」

証言3 後藤健一(バトル)
「理想は、プレイヤーが「死ぬかも」と思ってて、殺されないのが一番なんですよ」

第7章 ゲームをつなぐ――「おもしろさ」を実装する 
「プレイヤーが次々にそのゲームの中でやりたいことをひらめいていって「ああ、やりたいことがたくさんある。大変だ!」みたいな気持ちになる」

第8章 データの調整――通し、とんち、一貫性
「「諦める」か「作業する」か。その二択の「あいだ」をどう捻り出せるか」

証言4 木戸梓(日常)
「『ペルソナ』シリーズで愛されてきた部分に、正面から向き合う」

第9章 仕上げ――正式タイトルは『メタファー』 
「いまが、一番クオリティが上がる時期ですから」

証言5 伊勢幸治(UI)
「「気持ちよくする」という部分が、うまくできたかなという実感があります」

第10章 発売に向けて――JRPG3・0を目指して
「時代感覚に合わせたJRPGのつくりかたを模索してみたい」

エピローグ

著者プロフィール

さやわか  (サヤワカ)  (本文

さやわか:1974年生まれ。文筆業。著作に、『世界を物語として生きるために』『僕たちのゲーム史』『文学の読み方』、漫画原作に『ヘルマンさんかく語りき』『永守くんが一途すぎて困る。』『キューティーミューティー』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。