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生まれてよかったか? はじめての反出生主義 小島 和男(著) - 筑摩書房
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【利用可否不明】

生まれてよかったか? はじめての反出生主義 (ウマレテヨカッタカ ハジメテノハンシュッセイシュギ)

新書
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発行:筑摩書房
新書判
240ページ
定価 940 円+税   1,034 円(税込)
ISBN
978-4-480-68562-9   COPY
ISBN 13
9784480685629   COPY
ISBN 10h
4-480-68562-6   COPY
ISBN 10
4480685626   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0210  
0:一般 2:新書 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2026年7月7日
書店発売日
登録日
2026年5月23日
最終更新日
2026年7月16日
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紹介

「生んでくれなんて頼んでない」
「親ガチャ“ハズレ”」
「子どもはほしくない」
その気持ちを論理で考える一冊

子どもは「生まれるか」を選択することはできません。親の一方的な考えのみで「存在させられる」のです。だから「生んでくれなんて言ってない!」と思うのは当然のこと。「親に感謝すべき」「幸せな人生を目指すべき」という重圧をほどき、生きづらさとともに生きるために。

◎本書抜粋
反出生主義は「死んだほうがいい」と言っている思想ではありません。ここが最も誤解されやすいところです。反出生主義が問題にしているのは、「新しく人を存在させること」です。すでに存在している人に「存在するな」と言っているわけではありません。まったく逆です。今いる人には、できるだけ良く生きてほしい。苦しみを減らし、少しでも良い人生を送ってほしい。反出生主義は、そういう思いから出発しています。(「まえがき」より)

目次

まえがき

第1章 生まれるって、だれの決断?
1 「頼んでない」は言ってはいけない?
2 親は依頼されていない/子は選べない
3 存在させることの一方通行性

第2章 「親ガチャ」を考え直す
1 そのガチャって誰が回してる?
2 金持ちに生まれたら幸せ?
3 「子ガチャ」の視点

第3章 「幸せ」を倫理学で考えてみる
1 快と苦は相殺できる?──功利主義という考え方
2 存在させることは「害」か?──ベネターの非対称性
3 「正解」はあるのか?──事実と価値を区別する

第4章 家族は「当たり前」じゃない?
1 「家族を大事に」の圧をほどく
2 一人でいるのは悪いこと?
3 友だち関係の作り直し

第5章 「ふつう」と「がんばれ」から自由になる
1 「1/2成人式」ってなんだろう?
2 どうしてがんばらなきゃいけないの?
3 「ふつう」を自分で定義する

第6章 「子どもをつくらない」を選ぶ倫理
1 作る権利・作らない権利
2 中絶・養子・教育の超入門
3 親を責めてもいいの?

第7章 ぼくらの生まれたこの世界で
1 ケアは血縁を超えられる
2 「持たない」生の充実
3 今日を生きる

ブックガイド──さらに考えたい人のために
あとがき

著者プロフィール

小島 和男  (コジマ カズオ)  (

小島 和男(こじま・かずお):1976年生まれ。学習院大学文学部哲学科教授。博士(哲学)。専門は古代ギリシア哲学、反出生主義、うどん。日本うどん学会理事を務め、研究対象の貴賤の無さを語る。著書に『プラトンの描いたソクラテス』(晃洋書房)、『反出生主義入門』(青土社)、翻訳書に『生まれてこないほうが良かった』(デイヴィッド・ベネター著、田村宜義氏との共訳、すずさわ書店)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。