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出版者情報
ベオグラード日誌 増補版
発行:筑摩書房
文庫判
286ページ
定価
960円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年4月10日
- 書店発売日
- 2025年4月12日
- 登録日
- 2025年2月8日
- 最終更新日
- 2025年4月17日
紹介
戦争の傷、読書の歓び、セルビアでの暮らし。
日記文学の傑作、待望の増補文庫化。
読売文学賞受賞作に、新たに最近6年間の日誌を増補。
セルビア語と日本語の詩を読み書く毎日、街角で語られるNATO空爆の悲惨な記憶、難民のこどもたちとの触れ合い、各地の戦争や東日本大震災へ寄せられる人びとの言葉、友人たちとの親密な時間、そして別れ……セルビアの首都ベオグラードで詩人が記した、歓びと哀しみの日々のかけら。読売文学賞受賞の日記文学の傑作に新たに最近6年間をまとめた日誌を増補。
解説 小林エリカ
激動の時代は続く。
それでもささやかな営みが、
出会いと別れが、
細やかな他者との繋がりが、
きっと世界を変える。
――宇垣美里(帯推薦文)
目次
はじめに
またひとつ舟が出ていく ―― 2001年6月23日~12月26日
貝のための子守唄 ―― 2002年1月26日~12月27日
血まみれの童話 ―― 2003年1月1日~12月25日
痕跡 ―― 2004年1月2日~12月26日
谷に響く笛 ―― 2005年1月1日~12月24日
骸骨の瞳、骸骨の口 ―― 2006年1月5日~10月8日
軽くて小さいが麗しいもの ―― 2007年1月3日~5月7日
あきらめないでください ―― 2009年5月~2012年6月
終わりに ―― 「小さな言葉」という小窓から
続・ベオグラード日誌 ―― 2019年1月1日~2025年2月18日
解説 小林エリカ
上記内容は本書刊行時のものです。