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組織の体質を現場から変える100の方法 沢渡あまね(著) - ダイヤモンド社
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組織の体質を現場から変える100の方法 (ソシキノタイシツヲゲンバカラカエルヒャクノホウホウ)

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A5判
縦210mm 横148mm
386ページ
定価 1,800 円+税   1,980 円(税込)
ISBN
978-4-478-11978-5   COPY
ISBN 13
9784478119785   COPY
ISBN 10h
4-478-11978-3   COPY
ISBN 10
4478119783   COPY
出版者記号
478   COPY
Cコード
C2034  
2:実用 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年9月11日
書店発売日
登録日
2024年7月4日
最終更新日
2024年9月3日
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紹介

「人はいいのに、組織としては残念……」
その原因は組織の「体質」にありました。

多くの人は、社員のやる気の低さや離職の原因が、「やりがい」「仕事内容」「給料」などにあると考えます。ですが、問題の本質はそこではありません。著者のこれまでの経験上、組織を辞めていく人たちの多くは「やりかたが時代遅れ」「価値観が古い」「旧態依然な思考」といった「体質」に不満を持っていたことがわかったのです。

今の若い世代は、ネットやSNSを通して知識や価値観をアップデートしています。デジタルツールを使いこなすのは当たり前だし、他者の尊重や多様性が大切なことや、変化や成長が必要なことも当然知っています。
一方で、組織はどうでしょうか。いまだに「紙」主体の情報共有、画一的な働き方しか認めない空気感、失敗回避前提のしごとの進め方……そんな文化がはびこっています。その「古さ」、要するに「ダサさ」が耐えられなくて、組織を辞めています。

「閉鎖主義」「管理主義」「横並び主義」といった体質が顕在化したのが、こういった「古い組織文化」です。つまり反対に、これらの古い組織文化を変えていくことができれば、やがて組織全体の体質も変わっていきます。
そこで本書では、そんな古い組織文化を変えるために現場からできる方法を100紹介します。

目次

・はじめに:組織の「体質」は現場から変えていける
・序章:文化度が高い組織の「10の体質」
・第1章「日常の会話」でできること
「さん」付けで相手を呼ぶ/社員を「この子」「うちの子」と呼ばない/職場で「ユーモア」のある会話をする/「モヤモヤしている」と言う/「モヤモヤ」をすぐに解決しようとしない など
・第2章「仕事の会話」でできること
「見えないコスト」を認識させる/電話の頻度を下げる/欠席連絡をチャットやメールで送る/コミュニケーション内容を書き残す/仕事を任せるときは「制約条件」を聞く/発言の「背景」を共有する など
・第3章「会議」でできること
会議が時間通りに始まる(終わる)ようにする/オンラインミーティングは1人1端末で参加する/会議前のプチ雑談で自己開示する/場や状況に応じて進行役を変える/「個人の顔」と組織を分ける など
・第4章「社内との関わり」でできること
情報を進んで開示・共有する/中途採用者をフォローするプランと役割をつくる/マネジメントの一部を任せてみる/マネジメントの仕事を取りにいく/社内のパワーバランス差をなくす など
・第5章「社外との関わり」でできること
社外の情報にも目を向ける/社外の人のSNS投稿にも反応を示す/外部研修を受けたいと主張する/読書会や輪読会を開く/外部の人と仕事する機会をつくる/退職者を「仲間」ととらえる など
・第6章「仕事のしかた」でできること
ラクすることを嫌う同調圧力をなくす/賞味期限が切れた仕事をやめる/記憶する努力を不要にする/自社の製品やサービスを使ってみる/自分たちで決める経験をする/30点で前に進める など
・第7章「働き方のスタイル」でできること
職場の温度を変えてみる/職場に音楽をかけてみる/サードプレイスで仕事してみる/ワーケーションを提案してみる/活動しやすいリズムを主張する/定時前に「早あがり」してみる など
・第8章「トラブル」のときにできること
弱音を明るく吐いてみる/職場で正しく「助け」を求める/「良いところ」を言語化する/「決めつけ」で非難するのをやめる/人を責めずに仕組みを疑う/失敗を振り返って学びを得る など
・第9章「組織やチーム」に提案したいこと
宴会の「幹事」を待ち回りにする /「お作法」へのこだわりを捨てる/名前の「並び順」にこだわるのをやめる など

著者プロフィール

沢渡あまね  (サワタリアマネ)  (

1975年生まれ。作家/ワークスタイル&組織開発専門家・企業顧問。『組織変革Lab』主宰。あまねキャリア株式会社CEO/浜松ワークスタイルLab取締役/株式会社NOKIOO顧問/大手企業人事部門顧問ほか。DX白書2023年有識者委員。日産自動車、NTTデータなど(情報システム・広報・ネットワークソリューション事業部門などを経験)を経て現職。400以上の企業・自治体・官公庁で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディア出演を行う。
著書は、累計24万部の『問題地図』シリーズや、『仕事ごっこ』『仕事は「徒然草」でうまくいく』『越境思考』『どこでも成果を出す技術』『職場の問題かるた』(すべて技術評論社)、『チームの生産性をあげる。』(ダイヤモンド社)、『「推される部署」になろう』『働く人改革』(インプレス)、『うちの職場がムリすぎる。』(すばる舎)、『悪気のないその一言が、職場の一体感を奪っている』(日本能率マネジメントセンター)、『なぜ、日本の職場は世界一ギスギスしているのか』(SBクリエイティブ)、など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。