.
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
季節の民俗誌
発行:玉川大学出版部
四六判
468ページ
上製
定価
4,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年7月1日
- 書店発売日
- 2016年7月26日
- 登録日
- 2016年6月23日
- 最終更新日
- 2016年7月26日
書評掲載情報
2016-12-25 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 原田信男(国士舘大学教授・歴史学) |
2016-12-25 |
読売新聞
朝刊 評者: 高野ムツオ(俳人) |
2016-10-16 |
読売新聞
朝刊 評者: 高野ムツオ(俳人) |
2016-10-14 |
週刊読書人
評者: 土田拓=信州大学助教 |
2016-09-25 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 金田久璋(民俗学者) |
MORE | |
LESS |
紹介
民俗学の蓄積をふまえ、あまり日のあたらなかった年中行事や、年中行事の体系のなかに入りにくかった季節にかかわる人びとのいとなみに光をあてる。雪国の土の匂い、潮の匂いが色濃くしみた「自然暦」や「多雪予測の兆象伝承」など、「もうひとつの歳時記」に目を凝らす。平成27年文化功労者顕彰。環境民俗学の礎を担う書。
目次
序章 めぐりくる季節のなかで
Ⅰ 雪国の春
一 堅雪の気配─春微動
二 キドい山菜を食べる
三 ツララの長さとその変化
四 渡り鳥の去来
五 ブナと熊
Ⅱ 季節対応の民俗
一 住まいのくふう
二 ムケの朔つい日たちを追う
Ⅲ 籠る季節の民俗
一 生きものの冬籠り
二 トコロの力
三 ナマハゲ・カセドリ─呼称に託された祈り
四 始原の年とり食
Ⅳ 冬を迎え、冬を送る─その行事の深層
一 大師講─雪のまれびと
二 膝塗り─凍結と滑倒の季節にむけて
三 コト八日と太陽
Ⅴ 自然暦と季節の伝承
一 自然暦
二 季節の伝承─多雪予測の兆象
終章 季節の風を受けて
上記内容は本書刊行時のものです。