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人はなぜ神経症になるのか〈新装版〉 アルフレッド・アドラー(著) - アルテ
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【利用可】

人はなぜ神経症になるのか〈新装版〉 (ヒトハナゼシンケイショウニナルノカ)
原書: Problems of Neurosis

哲学・宗教
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発行:アルテ
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ140mm
重さ 235g
190ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-434-27552-4   COPY
ISBN 13
9784434275524   COPY
ISBN 10h
4-434-27552-6   COPY
ISBN 10
4434275526   COPY
出版者記号
434   COPY
Cコード
C0011  
0:一般 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年5月25日
書店発売日
登録日
2020年5月15日
最終更新日
2021年12月3日
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紹介

人はなぜ神経症になるのか、どうすれば神経症は治療できるのか?豊富な症例の検討を通じて、神経症の根底にあるライフスタイルを明らかにする!神経症は心の中ではなく、対人関係の中で起こる。神経症を対人関係を回避するための理由にしていることを理解し、他者への関心をもって、他者に貢献できる援助をすることの重要性を明らかにする。

目次

第一章 有用でない優越性の目標
決断を恐れる少年 心臓の痛みを伴った広場恐怖症 高所恐怖症 強迫観念に悩む女性
第二章 人生の諸課題に対処できないこと
統合失調症の少年 年配の女性の過度のうつ状態 うつ病の、支配的な女性
第三章 共同体感覚の欠如と男性的抗議
強迫的な罪悪感を持った少年 いつも少年になりたかった若い女性 
第四章 愛と結婚の諸問題
飲酒によって支配する夫 モルヒネ依存症の妻 頭痛と心臓の痛みのある愛人
第五章 神経症的ライフスタイルと心理療法
自分が予言者であると思った少年 予言する、言葉の出ない商人 飲酒による逃避 医学生の自殺傾向
第六章 感情の神経症的利用
万事うまくいっている時にうつになるということ 浮気願望の後のインポテンツ 王としての乞食 広場恐怖症 人を避けること
第七章 家族布置
第二子における残酷さ 他の誰よりも清潔であること 姉たちに世話された医師 ドレスメーカーの一人息子 娘の前で自分の誤りを認めた母親
第八章 早期回想
第九章 続・有用でない優越性の目標
現実からの二重の逃避 ふくれた赤い蛙 いとこと結婚したかった男性 六十歳で嫉妬した女性 神経症的な心臓と嫉妬 梅毒の恐れ 男性の役割の忌避 マゾヒスティックな空想をする少女 
第十章 職業の選択と眠る時の姿勢
第十一章 臓器言語と夢
あまりに批判的な強迫神経症の主婦 少女の父親への復讐 結婚への安全装置としてのうつ 覚醒時と夢を見ている時の妻への反感
訳 注
解 説

著者プロフィール

アルフレッド・アドラー  (アルフレッド・アドラー)  (

1870年―1937年。オーストリアの精神科医。1902年からフロイトのウィーン精神分析協会の中核的メンバーとして活躍したが、1911年に学説上の対立から脱退した。フロイトと訣別後、自らの理論を個人心理学(Individualpsychologie, individual psychology)と呼び、全体論、目的論などを特色とする独自の理論を構築した。ナチズムの台頭に伴い、活動の拠点をアメリカに移し、精力的な講演、執筆活動を行ったが、講演旅行の途次、アバディーンで客死した。

岸見 一郎  (キシミ イチロウ)  (

1956年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門はギリシア哲学、アドラー心理学。

上記内容は本書刊行時のものです。