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フロイト著作集第5巻 ジークムント・フロイト(著/文) - 人文書院
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フロイト著作集第5巻 (フロイトチョサクシュウダイゴカン) 新装版 性欲論/症例研究 (セイヨクロンショウレイケンキュウ)

哲学・宗教
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発行:人文書院
A5判
縦215mm 横156mm 厚さ30mm
重さ 790g
462ページ
上製
定価 6,500円+税
ISBN
978-4-409-34059-2   COPY
ISBN 13
9784409340592   COPY
ISBN 10h
4-409-34059-X   COPY
ISBN 10
440934059X   COPY
出版者記号
409   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年7月31日
書店発売日
登録日
2023年2月6日
最終更新日
2023年7月26日
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紹介

『性欲論三篇』『女性の性愛について』『ナルシシズム入門』『性格と肛門愛』『呪物崇拝』など性欲論に関する七論文、症例研究として『ある五歳男児の恐怖症の分析』『あるヒステリー患者の分析の断片』他を収録。

「本書にのせた性愛に関連をもついくつかの論文によって、われわれはフロイト自身の性理論の基本的なものを知ることができると思う。しかもフロイトにとっては、最後まで性理論はもっとも重要な理論的柱であったことを思えば、この書が精神分析の理解にとって大きい意味をもつことを考えるのである。」(本書より)
「いうまでもなく精神分析は臨床的学問であり、その理論はすべて症例研究に出発している。したがってフロイドが自らの症例を詳細に書き残したことはわれわれにとってきわめて好都合なのであって、われわれはこれによって精神分析の理論と実践がいかに離れがたく噛みあっているかを知ることができるのである。」(本書より)

◎目次
『性欲論』
性欲論三篇 (懸田克躬/吉村博次訳)
 Ⅰ性的な錯行 
 Ⅱ小児の性愛 
 Ⅲ思春期における変態 
 Ⅳ総括
幼児期の性理論 (懸田克躬訳)
ナルシシズム入門 (懸田克躬/吉村博次訳)
性格と肛門愛 (懸田克躬/吉村博次訳)
女性の性愛について (懸田克躬/吉村博次訳)
リビドー的類型について (懸田克躬/吉村博次訳)
解剖学的な性の差別の心的帰結の二、三について(懸田克躬/吉村博次訳)

『症例研究』
ある五歳男児の恐怖症分析 (高橋義孝/野田倬訳)
 Ⅰ序  
 Ⅱ病歴と分析  
 Ⅲ断定
あるヒステリー患者の分析の断片(細木照敏/飯田真訳)
 Ⅰ序  
 Ⅱ臨床像  
 Ⅲ第一の夢 
 Ⅳ第二の夢  
 Ⅴあとがき
子供のうその二例 (飯田真訳)
児童の性教育について (山本由子訳)
強迫行為と宗教的礼拝 (山本巌夫訳)
欲動転換、とくに肛門愛の欲動転換について(田中麻知子訳)
呪物崇拝(山本巌夫訳)
戦争と死に関する時評(森山公夫訳)

訳注
性欲論解説(懸田 克躬)
症例研究解説(土居 健郎)

目次

『性欲論』
性欲論三篇 (懸田克躬/吉村博次訳)
 Ⅰ性的な錯行 
 Ⅱ小児の性愛 
 Ⅲ思春期における変態 
 Ⅳ総括
幼児期の性理論 (懸田克躬訳)
ナルシシズム入門 (懸田克躬/吉村博次訳)
性格と肛門愛 (懸田克躬/吉村博次訳)
女性の性愛について (懸田克躬/吉村博次訳)
リビドー的類型について (懸田克躬/吉村博次訳)
解剖学的な性の差別の心的帰結の二、三について(懸田克躬/吉村博次訳)

『症例研究』
ある五歳男児の恐怖症分析 (高橋義孝/野田倬訳)
 Ⅰ序  
 Ⅱ病歴と分析  
 Ⅲ断定
あるヒステリー患者の分析の断片(細木照敏/飯田真訳)
 Ⅰ序  
 Ⅱ臨床像  
 Ⅲ第一の夢 
 Ⅳ第二の夢  
 Ⅴあとがき
子供のうその二例 (飯田真訳)
児童の性教育について (山本由子訳)
強迫行為と宗教的礼拝 (山本巌夫訳)
欲動転換、とくに肛門愛の欲動転換について(田中麻知子訳)
呪物崇拝(山本巌夫訳)
戦争と死に関する時評(森山公夫訳)

訳注
性欲論解説(懸田 克躬)
症例研究解説(土居 健郎)

版元から一言

精神分析学の創始者としても知られているフロイトの著名な論文を纏めた「フロイト著作集」は暫くの間、一部の巻の品切れ状態が続いていましたが、今回特に人気の高かった4~7巻を読みやすいように組版を新たにした新装版として復刊!
5巻は自身の重要な理論的柱であった『性欲論三篇』『女性の性愛について』『ナルシシズム入門』『性格と肛門愛』『呪物崇拝』など性欲論に関する七論文、自身の理論の出発点とも言える症例研究として『ある五歳男児の恐怖症の分析』『あるヒステリー患者の分析の断片』他を収録。

著者プロフィール

ジークムント・フロイト  (ジークムント フロイト)  (著/文

1856年生まれ、オーストリアの心理学者、精神科医。神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、自由連想法、無意識研究を行った。精神分析学の創始者として知られる。心理性的発達理論、リビドー論、幼児性欲を提唱し、人間の心の『無意識』という世界を発見したことによって、マルクス、ダーウィンとならんで20世紀の思想に大きな影響を与えた人物の一人ともされる。1939年没。主な著書は『ヒステリー研究』『夢判断』『日常の精神病理学』『精神分析入門』『自我とエス』『性欲論三論』など。

懸田 克躬  (カケタ カツミ)  (翻訳

1906年生まれ。1937年東北帝国大学医学部卒。1950年順天堂大学教授となり、1961年医学部長、1972年学長を歴任。医学教育振興財団理事長も務めた。1996年没。著書に『愛について 愛の生態学』 (中公新書、1968)、『ユングとフロム』(中央公論社、1974)ほか。訳書『愛するということ』 (紀伊国屋書店、1959)

高橋 義孝  (タカハシ ヨシタカ)  (翻訳

1913年生まれ日本のドイツ文学者・評論家・随筆家。学位は、文学博士(東京大学・論文博士・1961年)。九州大学教授、名古屋大学教授などを歴任。1995年没 主な著書は『森鴎外』(読売文学賞)『現代不作法読本』『文学研究の諸問題』『近代芸術観の成立』等、翻訳本はC・G・ユング『無意識の心理』人文書院、ゲーテ『若きウェルテルの悩み』新潮文庫1951、フランツ・カフカ『変身』新潮文庫1952など。

吉村 博次  (ヨシムラ ヒロツグ)  (翻訳

1919生まれ。日本のドイツ文学者。山梨県出身。1944年東京帝国大学文学部卒。戦後同志社大学経済学部教授、1985年定年、同志社大学名誉教授。専攻は、ドイツ文学・哲学。 1999年没。主な訳書はC・G・ユング『心理学的類型』「世界の名著 続 14」中央公論社1974年、『善悪の彼岸』ニーチェ全集 第2期・第2巻 白水社1983など。

飯田 真  (イイダ シン)  (翻訳

1932年生まれ。日本の医学者、精神科医。専門は精神病理学。1955年に東京大学医学部医学科卒業。1961年、同大学で医学博士号を所得[3]。1963年から1966年、西ドイツのミュンスター大学病院神経科に留学。1975年に東京大学医学部講師となり、1983年から1997年まで新潟大学医学部で精神医学講座の教授を務めた。2013年没。主な著書は、『精神医学論文集』金剛出版、『天才の精神病理』中央公論社、『躁うつ病』国際医書出版、『講座・精神の科学』岩波書店など。

旧版ISBN
9784409310052

上記内容は本書刊行時のものです。