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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト|ニ|楽天 書店
八木
直接取引:
なし
アンカット・ファンク
人種とフェミニズムをめぐる対話
原書: Uncut Funk
4-6
縦188mm
横132mm
厚さ18mm
重さ 300g
250ページ
並製
定価
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年4月14日
- 書店発売日
- 2023年4月17日
- 登録日
- 2022年11月15日
- 最終更新日
- 2023年4月17日
書評掲載情報
2023-06-24 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤田結子(東京大学准教授・社会学) |
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紹介
カルチュラル・スタディーズとフェミニズムの出会い
ふたりの思想家がポール・ギルロイの仲介のもと1996年のロンドンで対話した。フェミニズムとカルチュラル・スタディーズそれぞれの隆盛を担い、世界的知識人となったベル・フックスとスチュアート・ホール。ともに黒人のアカデミシャンでありながら、来歴と経験を大きく異にし世代も違う男女は、深く共感しながらも時に鋭く言葉を交わす。ジェンダー、人種、家父長制、アイデンティティ・ポリティクスなど、20世紀後半の社会状況を踏まえた議論の数々と、それらに自らの人生を重ねた繊細な語りは、四半世紀の時を超えて新鮮な発見とアクチュアリティをもたらす。
「フェミニズムは政治についての女たちの考え方を変えた以上に、わたしの政治についての考え方を変えてしまった。」(ホール)
「場所を失うという感覚こそが、まさにフェミニズムに関して多くの男たちが恐れ続けていることなんですよ。ものの見方においてはっきりとした変化が求められているのは、性差別という観点から自身に染みついた考え方を解体するプロセスなのです。」(フックス)
目次
序文 ポール・ギルロイ
はじめに ベル・フックス
一 フェミニズムとの出会い
二 家父長制と人種
三 戯れ、死、病
四 アイデンティティ・ポリティクス、あるいは自己を語ることの不可能性
五 男らしさと不安
六 フェミニズムと連帯の可能性
訳者あとがき
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。