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戦後敗戦 船橋 洋一(著) - 実業之日本社
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【利用可否不明】

戦後敗戦 (センゴハイセン)

趣味・実用
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四六判
縦195mm 横135mm 厚さ34mm
重さ 515g
480ページ
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-408-65202-3   COPY
ISBN 13
9784408652023   COPY
ISBN 10h
4-408-65202-4   COPY
ISBN 10
4408652024   COPY
出版者記号
408   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2026年1月29日
最終更新日
2026年3月2日
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書評掲載情報

2026-05-30 毎日新聞  朝刊
評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史)
2026-05-09 日本経済新聞  朝刊
評者: 牧原出(東京大学教授)
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紹介

明治の開国以来、日本は二度の敗戦を喫した。一度目はアジア・太平洋戦争。そして二度目は、冷戦終焉から現在に至る「戦後敗戦」である。かつて経済超大国を目前にした日本は、今や「衰退途上国」とまで称される凋落の淵にある。本書は、元朝日新聞主筆の船橋洋一氏が、この「戦後敗戦」の正体を、石油危機から福島原発事故に至る7つの具体的挫折を通じて冷徹に検証した衝撃の書である。

かつて中曽根康弘元首相が「偉大な金字塔」と誇った戦後日本の成功物語は、もはや過去の遺物となった。国際競争力は1位から38位へ、一人当たりのGDPもOECD内で急降下を続けている。なぜ日本はここまで「ジリ貧」に陥ったのか。著者はその本質を、かつての日本軍が陥った組織的欠陥――「過剰な適応」と「戦略的統合の欠如」という『失敗の本質』の再来であると喝破する。

いま、日本を支えてきた米国主導の国際秩序は崩壊し、世界は再び「危機の20年」を彷彿とさせる地政学的リスクの坩堝(るつぼ)にある。この荒波を生き抜くため、著者は「国民安全保障国家」と「起業家国家」という二つの処方箋を提示する。単なる懐古主義や悲観論に浸るのではなく、戦後の失敗から組織的・体系的な教訓を導き出すこと。それこそが、日本が「彗星のように消えてゆく運命」を回避するための唯一の道であると本書は説く。私たちは今、戦後の呪縛から自らを解き放ち、新たな日本の針路を描き直す時を迎えている。

著者プロフィール

船橋 洋一  (フナバシヨウイチ)  (

1944年、北京生まれ。ジャーナリスト。法学博士。公益財団法人国際文化会館グローバル・カウンシルチェアマン。アジア・パシフィック・イニシアティブ創設者。英国際戦略研究所(IISS)評議員。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社入社。北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長、コラムニストを経て、朝日新聞社主筆。『カウントダウン・メルトダウン』(文藝春秋)で2013年に大宅壮一ノンフィクション賞受賞。近著に『地経学とは何か』(文春新書)、『国民安全保障国家論』(文藝春秋)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。