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入門山頭火 町田康(著) - 春陽堂書店
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入門山頭火 (ニュウモンサントウカ)

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発行:春陽堂書店
46
縦194mm 横133mm 厚さ25mm
重さ 434g
320ページ
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-394-90467-0   COPY
ISBN 13
9784394904670   COPY
ISBN 10h
4-394-90467-6   COPY
ISBN 10
4394904676   COPY
出版者記号
394   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年12月5日
書店発売日
登録日
2023年11月29日
最終更新日
2023年12月8日
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書評掲載情報

2024-02-17 東京新聞/中日新聞  朝刊
2024-02-04 産經新聞  朝刊
2024-01-27 日本経済新聞  朝刊
評者: 平田俊子(詩人)
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紹介

ただの酒飲みか、偉大なる俳人か
流浪する民か、真実の僧か

作家・町田康が自由律の俳人・種田山頭火に向き合う。
その生涯と俳句をめぐる文芸エッセー。
これまでの評伝と一線を画す。

目次

第一部
解くすべもない惑ひを背負うて
分け入つても分け入つても 6
分け入らなければならなかったのはなぜか 12
親、ボンクラで 18
切っても切れぬ文芸と銭 25
落ち延びて熊本 36
百%非文人的行為 43
妻子置き去り、東京へ 51
句のために苦を求め 60
つきまとう銭の苦労 71
「僕ニ不治の宿痾あり」 80
離婚離婚離婚 89
自殺した母の記憶 96
弟・二郎までが…… 105
関東大震災に遭う 113
文学の根底にあるもの 122
もうひとりの救世主 128
堂守のマージン 144
「尊敬してきよんねん」 153
惑ひの正体 162

第二部
読み解き山頭火
「分け入つても分け入つても青い山」 追い込まれて行く先 174
「まつすぐな道でさみしい」㊀ 人間の完成を目指して 186
「まつすぐな道でさみしい」 ㊁ なにがさほどにさみしいのか 198
「どうしようもないわたしが歩いてゐる」 ㊀ かなりしんどくなって 207
「どうしようもないわたしが歩いてゐる」 ㊁ 空しさ覚える 219
「酔うてこほろぎと寝てゐたよ」 ㊀ 酔中野宿 229
「酔うてこほろぎと寝てゐたよ」 ㊁ 俳句、澄んでいるか、濁っているか 240
「うしろ姿のしぐれてゆくか」 ㊀ 朽ちた法衣 249
「うしろ姿のしぐれてゆくか」 ㊁ 行乞の天国と地獄 259
「うしろ姿のしぐれてゆくか」 ㊂ 歩くのがいやになった 271
「うしろ姿のしぐれてゆくか」 ㊃ 自嘲 284

後書きにかえて 「行乞記」「其中日記」 301
略年譜 306
本文掲載俳句索引 311

著者プロフィール

町田康  (マチダコウ)  (

作家。昭和3 7( 1 9 6 2 ) 年大阪府生まれ。昭和5 6( 1 9 8 1 )年「I N U 」のボーカリストとして歌手デビュー。平成9( 1 9 9 7 )年に小説『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞受賞。平成1 2 年( 2 0 0 0 )年に『きれぎれ』で芥川賞、平成1 3 ( 2 0 0 1 ) 年に詩集『土間の四十八滝』 で萩原朔太郎賞、平成1 7( 2 0 0 5 )年『告白』で谷崎潤一郎賞受賞するなど、著作・受賞歴多数。近著に『しらふで生きる 大酒飲みの決断』、日本最古の神話「古事記」を現代語訳した『口訳 古事記』が話題を集める。

上記内容は本書刊行時のものです。