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結局、他人の集まりなので あたそ(著/文) - 主婦と生活社
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結局、他人の集まりなので (ケッキョクタニンノアツマリナノデ)

文芸
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四六判
224ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-391-16233-2   COPY
ISBN 13
9784391162332   COPY
ISBN 10h
4-391-16233-4   COPY
ISBN 10
4391162334   COPY
出版者記号
391   COPY
Cコード
C0076  
0:一般 0:単行本 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年7月18日
最終更新日
2024年12月7日
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紹介

機能不全家族のもとで育った過去を持ち、インターネット上で女性の生き方について発信しているライター・あたそ。4年ぶりの新刊は、家族や友人、職場での人間関係の歪みと可笑しさを描いた、令和を生きる女性の悩みと共感が詰まったエッセイ集。

暴力を振るうけれど、休日には不味い炒飯を振る舞ってくれる父親。まったく話が通じないけれど、人のコントロールが上手くておしゃれな母親。自分よりも両親の理想として生きる妹や、唯一嫌いではない無口な弟。家族に対して恨みや悲しみはあるけれど、大人になった今、手放しで怒れない自分がいる。「毒親」とまでは言えなくても、親を嫌いになったことが一度でもある人には共感必至。家族のあり方を改めて問います。

社会人にも慣れてくると、家族以外の人間模様もさまざま。結婚して子どもができて疎遠になった人、些細なことで喧嘩して連絡をとらなくなった人。多忙で病んでしまったクリエイター仲間、退職を決意した顔見知りの同僚。人生にいろいろな変化があるなかで、どうしたら楽しく自分を生きられるのか? 前向きに生きるための心の持ち方とは? 自分にも他者にも悩みながら、それでも今を生きるあなたの背中を押すための一冊です。

目次

■第1章 結局、他人の集まりなので

家族写真のないリビング
見知らぬ中年女性、幸子
『お母さんヒス構文』を笑わない
嫌いな妹は理想の娘
無口でマイペースな弟の結婚式
祖母の葬式、薄情な私
ピーター・パンとケチな母
父の不味い炒飯
「毒親」が嫌い
死ななかったらそれでいい

■第2章 実家を出て、ひとり暮らしをして、自分を愛すること

桃ちゃんと青のり
誰よりも生命力の強い母は、ひとりで生きていける
鳥ババアの愛情
忘れ物がなくならない
実家のルールを塗り替えろ!
人生はすべてが無意味で無駄だから

■第3章 変わっていく交友関係もあるけれど、私はちゃんと生きている

生活に飽きないための準備を
誰かの胸に私の正しさが眠っている
ミニスカートおばさんの悪口
子どもがいても疎遠にならない
つまらない日常を一緒に抜け出すために
断れない女のにんじんしりしり
私に「死ね」と言った古田は、笑顔で赤子を抱いている
ひとりもみんなも悪くない
理想の生活、阿佐ヶ谷姉妹
「普通」のハードルを越えていけ

■第4章 周囲と比べてしまうけど、自分の選択も案外悪いものではないのかも

どうして子どもはかわいいの?
インターネットは傷つかない
異国の地で、知らない人について行く
「女の子なんだから」への反骨精神
産まない後悔、婦人科にて
陽キャという名のスーツを着て
牛の背中を駆け抜ける青年を見て、「生きていてもいい」と思えた
孤独や寂しさ、不安を笑い飛ばせるくらいの強さ

著者プロフィール

あたそ  (アタソ)  (著/文

普段は会社員。たまにインターネット上であれこれ文章を書いたりトークイベントを開いたりしている。好きな飲みものは酒。著書『女を忘れるといいぞ』(KADOKAWA)、『孤独も板につきまして 気ままで上々、「ソロ」な日々』(大和出版)。

上記内容は本書刊行時のものです。