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出版者情報
マンガの論点
21世紀日本の深層を読む
発行:幻冬舎
縦18mm
774ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年5月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2015-07-26 |
朝日新聞
評者: 五十嵐太郎(東北大学教授) |
2015-06-14 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
10年前すでに戦争とテロと格差社会を描いていたマンガは、つねに世相の3歩先を映し出す予言の書である。そしてその後、何を予言し的中させてきたか。マンガを論じるとは、まさにこれを読み解くことでもある。『デスノート』『ソラニン』『すーちゃん』『へうげもの』『闇金ウシジマくん』『20世紀少年』『この世界の片隅に』『JIN-仁-』『PLUTO』『鋼の錬金術師』他からフランスのマンガBDまで、この10年間の数百冊を取り上げ、読み方のヒントを明示し、現代日本の無意識をあぶりだす。
目次
1 「俺はまだ本気出してないだけ」だった第一次安倍政権の頃
2 70年代とテロと戦争に早くもマンガは憧れ始めていた
3 多かれ少なかれ国家は北朝鮮的にならざるを得ないのかもしれない
4 世界の終わりになっても「金、金」言いすぎる罪と罰
5 マンガの神は、テクニックではなくソウルでマンガを描く?
6 震災の年、ゾンビに癒されて
7 フラット化された世界に残されたのは友情とグルメ
8 底なしの闇から見上げるは美しき夜の空襲と紺碧の空の白い雲
9 ゴジラの中にいるのは、どこの何の神か?
上記内容は本書刊行時のものです。