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静かなる革命へのブループリント 宇野 常寛(著/文) - 河出書房新社
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静かなる革命へのブループリント (シズカナルカクメイヘノブループリント) この国の未来をつくる7つの対話 (コノクニノミライヲツクルナナツノタイワ)

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四六判
244ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-309-24661-1   COPY
ISBN 13
9784309246611   COPY
ISBN 10h
4-309-24661-3   COPY
ISBN 10
4309246613   COPY
出版者記号
309   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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紹介

彼らはすでに世界を変えている――
政治、産業、都市、家族、働き方、科学、そして芸術……
行きづまりを見せるこの社会に突破口を開く7人のイノベーターと、若手のオピニオンリーダーによる対話集!

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「政治は変わらない」「テクノロジーでは未来はやってこない」「ソーシャルに期待しすぎるな」……
「どうせ○○だから」といった言葉で誰かの足を引っ張る人間のほうが賢く見えてしまう今の日本社会は、とてつもなく不幸だ。
しかし、産業の、研究の、そしてエンターテインメントの現場では、これからの日本と世界を変える「静かな革命」がすでに進行している。
感性が錆び付いたつまらない大人たちが気づくことのなかった、7人のイノベーターの、7つのアイデアがつくりだす未来を、鮮やかに描き出す対話集。

テクノロジーの爆発的な発達以降、労働やインフラといった日々の生活から美的感覚にいたるまで、われわれのライフスタイルに変化が起こった。
その一つひとつは、まだ小さなものかもしれない。
だが、それらのレイヤーを重ねてみると、われわれの気づかないうちに、すでにこの国が静かな革命へとシフトしつつあることが見えてくるだろう。
《2020年の東京と日本》を見据えた、まったく新しい社会像がここで描かれる。

?編著者プロフィール
宇野常寛(うの・つねひろ)
1978年生まれ。評論家/批評誌『PLANETS』編集長。
著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)。『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)。『日本文化の論点』(筑摩書房)、『原子爆弾とジョーカーなき世界』(メディアファクトリー)。
共著に濱野智史との対談『希望論』(NHK出版)、石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)。企画・編集参加に『思想地図 vol.4』(NHK出版)、
『朝日ジャーナル 日本破壊計画』(朝日新聞出版)など。京都精華大学非常勤講師も務める。

目次

1 根津孝太(デザイナー/クリエイティブ・コミュニケータ/有限会社ツナグデザイン)
【産業とデザイン】クルマと戦後社会のアップデート――社会を変えるプロダクト・デザイン

2 吉田浩一郎(株式会社クラウドワークス代表取締役社長兼CEO)
【これからの働き方】フリーランスに年収500万円を保証する――クラウドソーシングが変える労働と社会保障

3 駒崎弘樹(社会起業家/NPO法人フローレンス代表理事)
【政治と社会運動】デモと選挙の中間に、政治を変える方法が――ロビイング2.0と社会企業の可能性

4 門脇耕三(建築学者/明治大学専任講師)
【建築と都市開発】2020年・東京デュアルシティ化計画――メガシティの分断が生む新しい公共性

5 猪子寿之(デジタルクリエーター/チームラボ代表)
【アートとサブカルチャー】人類の「美意識」を更新する――日本画とスーパーマリオをつなぐ美の逆転

6 尾原和啓(楽天株式会社執行役員/楽天株式会社チェックアウト事業長)
【ITビジネス】21世紀の人類は「日本化」する――日本的インターネットが予見する未来の市民社会

7 落合陽一(メディアアーティスト/日本学術振興会特別研究員DC1/IPA認定スーパークリエータ)
【メディアとテクノロジー】〈虚構の時代〉から〈魔法の時代〉へ――現代の魔術師の導くパラダイム・シフト

著者プロフィール

宇野 常寛  (ウノ ツネヒロ)  (著/文

批評家。雑誌『PLANETS』主宰。著書に『ゼロ年 代の想像力』(ハヤカワ文庫)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本 文化の論点』(ちくま新書)ほか。

猪子 寿之  (イノコ トシユキ)  (著/文

1977年生まれ。ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表。東京大学工学部在学中に同級生らとチームラボを立ち上げ、2001年卒業と同時に創業。大学では確率・統計モデルを、大学院では自然言語処理とアートを研究。チームラボはサイエンス・テクノロジー・アート・デザインの境界線を曖昧にしながら活動している。

落合 陽一  (オチアイ ヨウイチ)  (著/文

1987年生まれ。筑波大学でメディア芸術を学び、東京大学大学院学際情報学府修了。現在、同博士課程在学中。制作のコンセプトは変幻するメディア装置を用いた「コンピュータグラフィクスの実体化」と「事象の電気的再構成」。研究テーマは、HCI、ディスプレイ、メディアアートなど多岐に及び、実世界志向のコンピュータグラフィクスを専門とする。国内外の受賞歴多数。BBCディスカバリーチャンネルなどで特集された。

尾原 和啓  (オバラ カズヒロ)  (著/文

1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、グーグルなどの事業企画、投資、新規事業に従事。現職は11職目になる。米国西海岸カウンターカルチャー事情にも詳しい。

門脇 耕三  (カドワキ コウゾウ)  (著/文

1977年生まれ。建築構法、建築設計、設計方法論を専門とし、公共住宅の再生プロジェクトにアドバイザー/ディレクターとして多数携わる。共著に『LCCM住宅の設計手法』(建築技術)、論文に「2000年以降のスタディ、または設計における他者性の発露の行方」(10+1ウェブサイト)、作品に「目白台の住宅」(メジロスタジオと協働)など。

駒崎 弘樹  (コマザキ ヒロキ)  (著/文

1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部在学中にITベンチャーの社長に。同大卒業後、「病児保育問題」を知り、NPO法人フローレンスを立ち上げる。社会起業、新しい公共に対する若手を代表する論客でもある。2007年、『Newsweek』日本版「世界を変える社会起業家100人」に選出。おもな著書に『「社会を変える」を仕事にする』『働き方革命』『2人が「最高のチーム」になる』(小室淑恵との共著)など。

根津 孝太  (ネヅ コウタ)  (著/文

1969年生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。トヨタ自動車を経て、2005年ツナグデザイン(znug design)を設立。現在は自動車をはじめとする工業製品のコンセプト企画とデザインを手がけながら、ミラノサローネや100パーセントデザインなどで作品を発表。グッドデザイン賞、ドイツiFデザイン賞、他多数受賞。

吉田 浩一郎  (ヨシダ コウイチロウ)  (著/文

1974年生まれ。株式会社ドリコムの執行役員として東証マザーズ上場を経験後に独立し、ベトナムへ事業展開。日本とベトナムを行き来するなかで、インターネットを活用した「時間と場所にこだわらない働き方」に着目し、クラウドワークスを創業。エンジニア・クリエイターのクラウドソーシングを手がける岐阜県と提携を発表し、厚生労働省での講演実績、日経新聞やワールドビジネスサテライトなど取材多数。

上記内容は本書刊行時のものです。