書店員向け情報 HELP
出版者情報
コミュニティによる地区経営
コンパクトシティを超えて
- 書店発売日
- 2018年9月8日
- 登録日
- 2018年7月31日
- 最終更新日
- 2018年9月7日
紹介
縮小する日本の行く末を導くシナリオ。第一線の論者たちがコミュニティマネジメントによる地域力再生を提言。
目次
序 人口減少をコミュニティで考える 大野秀敏
第一章 今、日本の都市で何が起こっているのか
1-1 地方化する大都市郊外 三浦展
1-2 衰退と大規開発が進む大都市郊外 出口敦
1-3 昔に戻れない都市外縁部の自然 秋田典子
1-4 市街地の溶解と拡散が進む地方都市 姥浦道生
1-5 一次取得者が急減する住宅不動産市場 栗原徹
1-6 スポンジ化しながら縮小する都市 饗庭伸
1-7 用途混在地で更新が進む大都市都心部住宅地 國分昭子
1-8 大型再開発地域から取り残された大都市都心業務地 藤井俊二
1-9 三つの老いに直面するマンションと戸建住宅地 齋藤広子
1- 10 建設費用と二酸化炭素排出量からみたコンパクト化の効果 和田夏子
1-11土地の証券化を使ったコンパクトシティの実現シミュレーション 松宮綾子
第二章 討論 日本版コンパクトシティの可能性と限界
20世紀の都市の負の遺産/都市の危機はコンパクト化しないと解決できないか/都市は誰のものか
第三章CMA構想
3-1 CMAとは何か?
3-2 CMAの区割りと規模
3-3 CMA組織と運営
3-4 CMAの事業
3-5 CMAと自治体
第四章CMAをめざして
CMAは何ができるか
4-1 住民による戸建て住宅地のマネジメント──姫路市のぞみ野 齊藤広子
4-2 商店主が牽引する中心市街地再開発──高松市丸亀商店街 福川祐一
4-3 地域組織による都市資産のマネジメント──柏市柏の葉地区 出口敦
4-4NPOによる住宅地開発──アメリカのCDC 田島則行
CMAはなぜ必要か
4-5 都市の減量を決められる基礎自治体の規模──モデル的検討 中川雅之
4-6 まちづくり協議会と地域自治区──戦後のコミュニティ自治の模索 秋田典子
4-7 二つの仕事で4:3生活──週休二日制の次のライフスタイル 岡部明子
CMAによる都市・インフラ経営の可能性
4-8 公民連携によるまちの減量──公共施設運営の手法 原耕造
4-9 コミュニティで運営するエネルギー供給──シュタットベルケから学ぶこと 山口崇
4-10脱・自動車過依存症──地域で再構築する公共交通 大野秀敏
4-11スマートシティ技術の住宅地への展開──Fujisawaサステーナブル・スマートタウン 田島泰
4-12大型化によらない地域力再生──ペンシルビル連結の技術検討と効果 藤井俊二
小さなことからCMAをはじめよう
4-13スポンジの穴を地域資源に変える──東京郊外の空き家の再生 饗庭伸
4- 14 これからの郊外のインフラ──コムビニとコモビリティ 三浦展
4-15コミュニティカフェ──日替わりオーナー制で実現 和田夏子
上記内容は本書刊行時のものです。