書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
コミュニケーションの問題地図 ~「で、どこから変える?」意識バラバラ、情報共有できない職場~
- 書店発売日
- 2023年7月27日
- 登録日
- 2023年5月26日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
紹介
「『このくらい説明しなくてもわかるだろう』と思っていたら、さっぱり伝わらない、話が噛み合わない」
「キレイなミッション・ビジョン・バリュー・パーパスはあるけど、だれも行動が変わらない」
「大事な情報を一部の人だけ握ってまったく共有されない」
「役職者や社歴の長い人、年上の人の言うことは絶対」
「目先のことで精いっぱい、雑談すらできないし、業務改善や未来の話なんて遠くの星の夢物語」
「1on1ミーティングなんてイヤだ、一方的に詰められるだけだから」
「やたら時間や手間をかけて伝えるだけで、意味があると思えない」
そんな職場の“あるある”、どこから変えていく?
問題の全体像と、半径5m以内から変えていくためのアクションを集大成!
【巻頭付録】コミュニケーションの問題 全体マップ
目次
■■はじめに コミュニケーションなる思考停止ワードに、そろそろ真剣に向き合おう!
■■1丁目 一方通行
■どちらかの思惑が先走る。相手との分断を生む、3つのズレ
■相手と見ている景色や思惑は悪気なくズレるさ、にんげんだもの
■1「ズレている」ことを言葉で指摘する
■2「5つの要素」に分解しながら、相手と景色を合わせる
■3対話力を鍛える
■4ファシリテーターを立てる/育成する
■5その仕事における期待役割を明文化する
■6お互いの人となりを知る機会を創る
■7誤解を可視化し言語化する
■そもそも「対話」ができているか?
■■2丁目 階層間の景色が合わない
■ビジョン、ミッション、バリュー、パーパス……キレイに掲げられてはいるものの
■5つの「ない」で、みんな我関せず、宙に浮いてしまう
■残念な組織には4つの「低下」がもたらされる
■1自分たちでビジョン、ミッション、バリュー、パーパスを(再)定義する/かみ砕く機会を設ける
■2キーワードや文章をわかりやすくする
■3経営と現場との対話機会を増やす
■4とにかく行動、とにかく意味づけする
■5人事評価制度や採用基準とリンクさせる
■6常日頃からフラットなコミュニケーションを
■コラム 自分の仕事に対するスタンスやポリシーを発信(自己開示)しよう
■■3丁目 こそこそ主義
■「この会社には、情報共有って概念がないのか……」
■あなたの組織は大丈夫!? 4つの情報共有不全
■「相手が意思決定に参画できない」状態こそが問題
■1テキストベース、チャットベースで情報共有する
■2期待役割を明確にする
■3用語や言い回しの定義や汎用化をする
■4越境体験をする ~正しい「違和感」を持つために
■■4丁目 忖度文化
■役職者や社歴の長い人、年上の人の言うことは絶対。彼ら/彼女たちが心地いいやり方に合わせろ……先生、それでイイんですか!?
■とはいえ、ネイティブの人たちの気持ちもわかるし、今までのやり方の合理性もある
■コミュニケーションコストの増大、意思決定の質の低下も大きな問題
■1なによりトップが覚悟を決める/トップに覚悟を迫る
■2コミュニケーションのやり方を変える
■3プロジェクト型の仕事を増やす/体験してみる
■4若手だけに任せる領域をつくる
■5雑務をなくす/減らす
■6越境体験でアンラーニングする
■7スキルを向上させる
■■5丁目 目先主義
■「目先の仕事で手一杯」その切ない景色のまわりにあるもの
■「蚊が出た→パーン!」の繰り返しは、組織全体を近視眼的にする
■1とにかくやめることを決める
■2「現在時間」「未来時間」にどれだけ使っているかをふりかえる
■3対話の場や選択肢を増やす
■4バックキャスティングの対話をする
■5中長期で取り組むタスクを決める、任せる
■6中長期の変化と成果を評価する
■7関係性を見える化し、マネジメントする
■8手を動かしながら雑談や未来の話をする
■9たまには景色を変えてみる
■10越境体験を取り入れる
■コラム オフィスライブラリーを設けよう
■■6丁目 とりあえず1on1
■「形骸化した1on1」利用者の声から見えてくるもの
■なぜ起こる? 無力感しか残らない1on1
■1on1は万能薬ではない
■1目的に立ち返る
■2事前にテーマを設定する
■3お互いの期待役割を明確に
■4日頃から相手を観察する
■5聞き手、アドバイザーに徹する
■6「意外な収穫」に名前を付ける
■71on1のバリエーションを増やす
■8未来の話をする
■9マネージャーの能力とリテラシーを育成する、不適格な人はマネジメントから外す
■■7丁目 コミュニケーションコストの意識がない
■一挙公開:こいつらがコミュニケーションコストだ!
■コミュニケーションコスト意識が低い、鈍感組織の特徴3つ
■コミュニケーションコストの低い組織に広がるどんより景色
■コミュニケーションコストに無頓着な組織、行きつく先はエンゲージメント低下、コラボレーション力低下、そしてブランド力の低下
■とはいえ、必要なコミュニケーションまで削ってしまうのはこれまた問題
■1とにかく「コミュニケーションコスト」なる発想を社内教育・啓蒙する
■2何が無駄なコミュニケーションコストかを対話する
■3ルーチンワークを効率化し、管理間接業務を削減する
■4管理部門がアンラーニングする
■5チャットのコミュニケーションを基本とする
■6人事評価制度のアップデートもお忘れなく
■コラム 発言しない人、意見のない人が会議に参加するのはムダ? 本当に?
■■おわりに 景色が変われば、組織は変わる
上記内容は本書刊行時のものです。