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業務改善の問題地図 ~「で、どこから変える?」~進まない、続かない、だれトク改善ごっこ
- 書店発売日
- 2020年11月6日
- 登録日
- 2020年9月4日
- 最終更新日
- 2020年9月11日
紹介
累計24万部突破の問題地図シリーズ最新作!
「働き方改革」「DX」などのキーワードをくしゃくしゃっと丸めて、人事部門や経営企画部門にマル投げする経営陣。
「どうせ提案しても無駄」と現場はだれも本音を言わない。
若手が提案しても「それはあなたの仕事じゃない」「儲からない」と中間管理職が一蹴。
「RPAというのが流行っているらしい」とソリューションを導入してみるものの、まったく使えず、むしろ仕事が増えてしまう。
改善しようとすると、「なんで今さら変えなきゃいけないの!?」と抵抗される。
やる気はあっても、何をしたらいいかわからず、いつの間にか、なんとなく終息してしまう。
古い仕事のやり方に固執し、いつまでたってもアップデートされない組織を、どう変えていけばいいか?
業務改善・オフィスコミュニケーション改善士として300を超える企業・官公庁・自治体の現場に携わってきた沢渡あまねと、業務改善、IT化支援、RPA導入を推進してきた元山文菜のタッグが教えます。
目次
■■はじめに 「先生、ウチの組織ではなぜ業務改善がうまくいかないんですか?」
■「業務改善」かけ声だけで「しかしなにもおこらなかった」現場のタメ息
■「改革」と「改善」の違いとは
■業務改善が起こらない/定着しない組織のアンチパターントップ4
■気合と根性、「ボランティア精神」頼みの業務改善はもうオシマイ!
■■1丁目 問題意識がバラバラ
■社長、部長、課長、現場の担当者……みんな考えてることがまるで違う!
■人事や経営企画単独で進める施策は、なかなかうまくいかない
■一部門にマル投げして解決できる問題ではない
■そもそも「働き方改革」なる言葉がビッグワードすぎるんです
■意識合わせよりも、景色合わせを ~問題を書き出しやすくする7つのポイント
■自分たちの困りごとをテーマ設定する ~「部課長以下の世界のリアル」に正直に
■「浮いた時間で何をするか?」も考える
■外の風を入れて「おかしいって思っていいんだ」「問題だと思っていいんだ」と気づく
■■2丁目 無力感
■現場が「改善提案しない」「本音を言わない」背景9つ
■意見や提案がおこなわれない=「この組織を信頼していません」のメッセージかも……
■アンヘルシーな組織風土を放置すると……
■チームミーティングに「KPT」を取り入れてみる
■提案者と実行者を分ける
■旗振り役をおく
■改善を仕事として認め、リソースや権限を与える
■改善した、その先の世界を明確に
■トップは「伝え方の景色」を変化させて
■本気であることを行動で示す
■成果より変化を
■■3丁目 中間管理職ブロック
■中間管理職も被害者なんです…‥
■中間管理職の意識と役割のアップデートを!
■評価制度の見直しも必要
■中間管理職の負荷軽減も大事
■中間管理職をはずした、特命改善プロジェクト組織を立ち上げるのも手
■コラム 何のための働き方改革? だれのための業務改善?
■■4丁目 ソリューションありき
■ソリューションを魔法の杖と勘違い
■業務を引っ張り出してきて、目の前に出してみる
■ECRSで業務を整理整頓する
■導入のステップではトップが「未来の姿」を何度も語る
■「導入したあとに、どのような評価をするのか?」を最初に決めておく
■導入後はボトムアップでふりかえり、ソリューションが役に立っているか見極める
■■5丁目 抵抗勢力
■業務改善の行く道を阻む「モンスター」5つのタイプ
■変化への抵抗、信頼の欠如がモンスターを生み出してしまう
■「なぜ変わらなければいけないのか?」情報と体験セットで理解してもらう
■個人にとっての“ありたい姿”について話してみる
■結果の前に「関係の質」を高める
■グランドルールを作って意見を出しやすくする
■「自分のトリセツ」を作って自己開示をする
■モンスターマッピングでステークホルダーを整理する
■1人1人を整理して、コミュニケーションの攻略法を考える
■忘れてはいけない、モンスターはすぐに倒せない、だれでもモンスターになりうる
■■6丁目 三日坊主で続かない
■とにかく、その場しのぎ! 次の一手を考えられない
■「なぜ、この仕事をするのか?」まずは日々の仕事から12分を確保する
■4つの役割をふまえて業務改善の体制図を作る
■情報格差を作らないよう、ミーティングの内容を残す
■「即実行・即実感」でアイデアを整理する
■実行することの“決め方”を決める
■アイデアに期日を入れ、一覧にする
上記内容は本書刊行時のものです。