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輝山 澤田瞳子(著/文) - 徳間書店
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輝山 (キザン)

文庫
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発行:徳間書店
文庫判
縦148mm 横105mm 厚さ20mm
重さ 253g
544ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-19-894967-9   COPY
ISBN 13
9784198949679   COPY
ISBN 10h
4-19-894967-0   COPY
ISBN 10
4198949670   COPY
出版者記号
19   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年8月1日
最終更新日
2024年9月14日
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紹介

読書メーターで感動の声多数!
単行本刊行時、新聞・雑誌で書評掲載多数、
話題の直木賞受賞第一作、待望の文庫化!

世界遺産・石見銀山を舞台に直木賞作家が描く
名もなき者たちの美しき生き様


あの山は命の輝きを永遠に宿し続けるいのちの山――

江戸後期、弘化年間。
石見国大森銀山に赴き、大森代官所の中間として働く金吾は、
江戸から代官・岩田鍬三郎の身辺を探る密命を帯びていた。
間歩で鉱石を採掘し、気絶に罹り若くして命を落とす掘子、
重い荷を運び母と妹を養う手子の少年、石を選別するユリ女――
銀山で懸命に働く人びとの姿に心動かされる金吾。
さらに彼らを慈悲深く見守る岩田を見て、金吾は己の命に疑問を抱く……。


【目次】
第一章 春雷
第二章 炎熱の偈(げ)
第三章 銀の鶴
第四章 ありし月
第五章 たたずむはまつ
第六章 いのちの山

著者プロフィール

澤田瞳子  (サワダトウコ)  (著/文

1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞受賞。16年『若冲』で第9回親鸞賞受賞。20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞受賞。21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞受賞。その他の著書に『ふたり女房』『師走の扶持』『関越えの夜』『秋萩の散る』(以上、徳間文庫)『与楽の飯』『腐れ梅』『火定』『落花』『名残の花』『恋ふらむ鳥は』『吼えろ道真』『月ぞ流るる』『のち更に咲く』、エッセイ『京都はんなり暮し』(徳間文庫)『天神さんが晴れなら』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。