..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
注文サイト:
人間の檻 獄医立花登手控え(四)
発行:文藝春秋
文庫判
384ページ
定価
610円+税
- 書店発売日
- 2017年4月7日
- 登録日
- 2017年2月9日
- 最終更新日
- 2017年3月28日
紹介
藤沢周平の代表的時代連作集「立花登」シリーズ全4巻の最終巻。
医者になる夢を叶えるべく江戸に出た登を迎えたのは、はやらない町医者の叔父と、口うるさい叔母、驕慢な娘ちえ。居候としてこき使われながらも、叔父の代診や小伝馬町の牢医者の仕事を黙々とこなしている。
死病に憑かれた下駄職人の彦蔵が「30年前に子供をさらった」と告白する。その時子供を2人殺したという相棒によく似た男を、登は牢で知っていた――。
起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、若き青年医師が、獄舎にもちこまれるさまざまな事件を解いていく。
『人間の檻』には、「戻って来た罪」「見張り」「待ち伏せ」「影の男」「女の部屋」「別れゆく季節」の6篇を収録。医師としての理想を模索しつつ、難事に挑む登の姿が胸を打つ完結篇。
解説・新見正則(医師)
82年に中井貴一主演で連続ドラマ化。そして2016年春に溝端淳平主演で、NHK BSプレミアムにて連続ドラマ化。
上記内容は本書刊行時のものです。