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風雪の檻 獄医立花登手控え(二)
発行:文藝春秋
文庫判
304ページ
定価
570円+税
- 書店発売日
- 2017年3月10日
- 登録日
- 2017年1月12日
- 最終更新日
- 2017年2月23日
書評掲載情報
2017-04-02 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
藤沢周平の代表的時代連作集「立花登」シリーズ全4巻の2巻目。
医者になる夢を叶えるべく江戸に出た登を迎えたのは、はやらない町医者の叔父と、口うるさい叔母、驕慢な娘ちえ。居候としてこき使われながらも、叔父の代診や小伝馬町の牢医者の仕事を黙々とこなしている。
ある時、半年以上も牢に入り、今は重い病におかされる老人に「娘と孫を探してほしい」と頼まれる。登が長屋を訪ねてみると、そこには薄気味悪い男の影が――。
起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、若き青年医師が、獄舎にもちこまれるさまざまな事件を解いていく。
『風雪の檻』には、「老賊」「幻の女」「押し込み」「化粧する女」「処刑の日」の5篇を収録。
解説・あさのあつこ(作家)
82年に中井貴一主演で連続ドラマ化。そして2016年春に溝端淳平主演で、NHK BSプレミアムにて連続ドラマ化。
上記内容は本書刊行時のものです。