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発酵食品と戦争
発行:文藝春秋
新書判
重さ 180g
256ページ
定価
1,050円+税
- 書店発売日
- 2023年8月18日
- 登録日
- 2023年7月10日
- 最終更新日
- 2023年12月26日
書評掲載情報
2023-09-10 |
読売新聞
朝刊 評者: 辻田真佐憲(近現代史研究者) |
2023-09-09 |
朝日新聞
朝刊 評者: 詫摩佳代(東京都立大学教授) |
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紹介
一見、関わりなど無いように思える「発酵」と「戦争」。しかし太平洋戦争末期からの食糧欠乏期、国民全体が発酵食品にいかに救われたか、また食糧のみならず爆薬・燃料・薬品をもつくる驚異のパワーを、古今東西の豊富な事例で紹介。その幅広さには、「発酵」の豊かさと無駄のない強靭さ、無限の可能性が感じられる。
目次
第一章戦争と発酵食品
納豆/味噌/醤油/食酢/漬物/食パン/鰹節/チーズ/甘酒/チョコレート/紅茶/缶詰/軍隊調理法
第二章戦時下の酒
日本酒/焼酎/泡盛/ビール/ワイン/ウイスキー/酒保/密造酒
第三章戦争と知られざる発酵
小便から発酵で爆薬をつくる/発酵で爆薬ニトログリセリンを生産/芋を発酵させて爆撃機の燃料をつくる/傷病兵のための抗生物質の発酵生産/海藻を発酵させて軍需用品の沃素をつくる/戦争と堆肥/戦争と柿渋
第四章ウクライナとロシアの発酵嗜好品
ウクライナとロシアの伝統発酵料理/ウクライナのワイン/ロシアのワイン/ジョージアのワイン
上記内容は本書刊行時のものです。