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楽園の真下
発行:文藝春秋
四六判
480ページ
定価
1,750円+税
- 書店発売日
- 2019年9月11日
- 登録日
- 2019年7月27日
- 最終更新日
- 2019年8月29日
書評掲載情報
2019-10-12 |
朝日新聞
朝刊 評者: 長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長・人類学) |
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紹介
最後に生き残るのは誰だ!?
一気読み必至のサイエンス・サスペンス長編!
日本でいちばん天国に近い島といわれる「志手島」は、本土からは船で19時間、イルカやクジラの泳ぐコーラルブルーの海に囲まれ、亜熱帯の緑深い森に包まれている。
そんな楽園で、ギネス級かもしれない17センチの巨大カマキリが発見された。『びっくりな動物図鑑』を執筆中だったフリーライターの藤間達海は、取材のため現地を訪れるが、 志手島には楽園とは別の姿があった。
2年間で12人が、自殺と思しき水死体で発見されており、ネットでは「自殺の新名所」と話題になって「死出島」と呼ばれていたのだ。
かつて妻を自殺で失った藤間は、なぜ人間は自ら命を絶とうとするのかを考え続けており、志手島にはその取材も兼ねて赴いていた。
やがて島で取材を続ける藤間の身の回りでも不審死が……。
上記内容は本書刊行時のものです。