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わずか一しずくの血
発行:文藝春秋
四六判
352ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2016年9月15日
- 登録日
- 2016年7月29日
- 最終更新日
- 2016年8月25日
紹介
連城三紀彦、幻の名作がついに単行本化!
薬指に結婚指輪をはめた左脚の白骨死体が山中で見つかり、
石室敬三とその娘は、その脚が失踪した妻のものだと確信する。
この事件をきっかけに、日本各地で女性の身体の一部が発見される。
伊万里で左腕、支笏湖で頭部、佐渡島で右手……それぞれが別の人間のものだった。
犯人は、一体何人の女性を殺し、なんのために遠く離れた場所に一部を残しているのか?
壮大な意図が、次第に明らかになっていく。
埋もれていたミステリー長篇が、二十年の時を経てついに刊行!
連城ファン待望、必読の一冊です。
上記内容は本書刊行時のものです。