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資本主義はどこへ向かうのか : 内部化する市場と自由投資主義
発行:NHK
縦19mm
254ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2011年2月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2011-05-01 | 日本経済新聞 |
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紹介
格差拡大、自殺者増加、孤独死、幼児虐待などに象徴されるように、いま私たちの社会に多くの暗く重い問題がたちこめている。これらは、主に経済領域に起源を持ちながら、それが徐々に価値や倫理の領域を侵食してきた結果といえよう。グローバリゼーションという現象が、あらゆる境界や制約を越えて、あらゆるモノの売買と投資を推進し、私たちの行動とメンタリティをも変えていったのである-。市場の内部化、資本主義の究極としての自由投資主義など、全く新たな視角から資本主義市場経済を批判的に解明し、そこから決定的な貨幣論が展開される画期的論考。
目次
第1章 グローバリゼーションと市場の内包的深化(心の豊かさと物の豊かさ
コミュニティの衰退とグローバリゼーション ほか)
第2章 社会主義はなぜ不可能なのか、資本主義はなぜ強いのか(資本主義をいかなるものとしてとらえるか
市場社会主義論と一般均衡理論 ほか)
第3章 貨幣と自律分散型市場(貨幣をとらえなおす
貨幣とは何か ほか)
第4章 市場の内部化と資本主義経済の進化(経済理論はどう評価されるか
三つの経済調整方法 ほか)
第5章 コミュニケーション・メディアとしての貨幣(貨幣の本質
貨幣の未来 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。