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法然・愚に還る喜び : 死を超えて生きる
発行:日本放送出版協会
縦190mm
306ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年11月
- 登録日
- 2020年2月17日
- 最終更新日
- 2020年2月17日
紹介
「南無阿弥陀仏」と声に出して称えれば誰でも極楽住生できる…。人々の心をたちどころに掴んだ念仏の教えは、平安末期、末法の世を生きる庶民の「救い」となった。「地獄の思想」が世のなかを次々と覆い尽くし、そして戦乱や天災、飢饉による死が目の前にあった時代、法然が深い思索を重ねた果てに到達した浄土とは何だったか。「死とは何か、生とは何か」を探究する死生学の視点をふまえ、法然浄土教が指し示した「救いの大地」をあらためて捉え直すとき、「昨日に縛られず今日を新たに生き直す」絶対肯定の思想が見えてくる。
目次
仏教思想の改革家・法然
怨霊と地獄と末法の時代
法然の原風景をたどる
「救い」の発見
念仏とは何か
現実を超える力
悪とは何か、善とは何か
専修念仏の衝撃
法然と女性たち
法然の革新性と普遍性
死生額としての法然浄土教
上記内容は本書刊行時のものです。