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サボる哲学
労働の未来から逃散せよ
発行:NHK出版
新書判
288ページ
定価
930円+税
- 書店発売日
- 2021年7月12日
- 登録日
- 2021年5月25日
- 最終更新日
- 2021年7月5日
書評掲載情報
2023-06-24 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 栗原康(アナキズム研究) |
2021-08-21 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 白井聡(思想史家・政治学者) |
2021-07-17 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
万国の労働者よ、駄々をこねろ!
コロナ禍でさらに屈折する現代の労働倫理や規範意識。
「はたらかざるもの、食うべからず」。私たちはなぜ心身を消耗させながら、
やりたくない仕事、意味のない仕事に従事し、生きるためのカネを稼ぐのか。
社会からはいつでも正しい生き方や身の処し方が求められ、
もっと頑張れ、努力しろと急き立てられる。そこから逸脱すれば落伍者。そんな世界は正常か?
気鋭のアナキスト文人が、フーコーからグレーバー、
『古事記』から『鬼滅の刃』、果ては近所の野良猫までをも俎上にあげながら、
資本主義の絶対的な権力性を背景にした労働倫理を相対視し、
そこから踊るように抜け出す道を拓く。未来をサボれ!
上記内容は本書刊行時のものです。