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格差の起源 オデッド・ガロー(著/文) - NHK出版
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格差の起源 (カクサノキゲン) なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか (ナゼジンルイハハンエイシフビョウドウガウマレタノカ)

社会科学
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発行:NHK出版
四六判
336ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-14-081911-1   COPY
ISBN 13
9784140819111   COPY
ISBN 10h
4-14-081911-1   COPY
ISBN 10
4140819111   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年7月25日
最終更新日
2022年9月14日
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書評掲載情報

2023-02-12 読売新聞  朝刊
評者: 小林武彦(東京大学定量生命科学研究所教授)
2022-12-24 日本経済新聞  朝刊
評者: 入山章栄(経営学者)
2022-11-27 産經新聞  朝刊
評者: 佐々木実(ジャーナリスト)
2022-10-29 朝日新聞  朝刊
評者: 神林龍(一橋大学教授・労働経済学)
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紹介

究極の謎を解き明かし、未来への指針を示す!

30万年近く前にホモ・サピエンスが誕生して以来、
人類史の大半で人間の生活水準は生きていくのがぎりぎりだった。
それが19世紀以降に突如、平均寿命は2倍以上に延び、
1人当たりの所得は地球全体で14倍に急上昇したのはなぜか?
この劇的な経済成長の鍵は“人的資本の形成”だったことを前半で説く。
それを踏まえて後半では、なぜ経済的な繁栄は世界の一部にとどまり、
今なお国家間に深刻な経済格差があるのかを検討する。
制度的・文化的・地理的要因に加え、“社会の多様性”が根源的な
要因だったと論じる。人類史を動かす根本要因に着目した
〝統一理論〟にもとづいて、究極の謎を解き明かした世界的話題作!

人類史の二つの謎
第1部 何が「成長」をもたらしたのか
第1章 最初の一歩
第2章 停滞の時代
第3章 水面下の嵐
第4章 蒸気エンジン全開!
第5章 停滞から成長へ
第6章 約束の地
第1部のまとめ――成長の謎を解く
第2部 なぜ「格差」が生じたのか
第7章 光と影
第8章 制度の痕跡
第9章 文化的な要因
第10章 地理が落とす影
第11章 農業革命の遺産
第12章 出アフリカ
第2部のまとめ――格差の謎を解く

目次

人類史の二つの謎
第1部 何が「成長」をもたらしたのか
第1章 最初の一歩
第2章 停滞の時代
第3章 水面下の嵐
第4章 蒸気エンジン全開!
第5章 停滞から成長へ
第6章 約束の地
第1部のまとめ――成長の謎を解く
第2部 なぜ「格差」が生じたのか
第7章 光と影
第8章 制度の痕跡
第9章 文化的な要因
第10章 地理が落とす影
第11章 農業革命の遺産
第12章 出アフリカ
第2部のまとめ――格差の謎を解く

著者プロフィール

オデッド・ガロー  (オデッド ガロー)  (著/文

ブラウン大学経済学教授。ルーヴァン・カトリック大学およびポズナン経済大学から名誉博士号を授与される。アカデミア・ユーロペアの外国人会員(名誉会員)。計量経済学会の選出フェロー。「経済成長ジャーナル」の編集長を務める。「統一成長理論」の創始者であり、人類史の全過程にわたる発展のプロセスの理解と、停滞から成長への移行や世界規模の巨大な格差に根深い要因がいかなる役割を果たしたかの理解に貢献してきた。さらに、人類の発展プロセスに適応や多様性や格差がどんな影響を与えたかの調査を他に先駆けて行ってきた。この分野に捧げた生涯の研究成果とその洞察をさまざまな講演で発表してきたが、本書(The Journey of Humanity)ではその知見のエッセンスを収載する。30か国で刊行予定の世界的話題作。

柴田 裕之  (シバタ ヤスシ)  (著/文

翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒業。訳書にジェレミー・リフキン『水素エコノミー』『ヨーロピアン・ドリーム』『限界費用ゼロ社会』(以上、NHK出版)、ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons』(以上、河出書房新社)、シェリー・ケーガン『「死」とは何か』(文響社)、フランス・ドゥ・ヴァール『ママ、最後の抱擁』(紀伊國屋書店)、ジェフリー・S・ローゼンタール『それはあくまで偶然です』(早川書房)、ジョージ・エストライク『あなたが消された未来』(みすず書房)、スティーヴン・ケイヴ『「不死」の講義』(日経BP)、ニーアル・ファーガソン『大惨事(カタストロフィ)の人類史』(東洋経済新報社)などがある。

森内 薫  (モリウチ カオル)  (翻訳

翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書にエリザベス・ブラックバーン、エリッサ・エペル『テロメア・エフェクト』、マイケル・ボーンスタイン、デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』(以上、NHK出版)、エレーヌ・フォックス『脳科学は人格を変えられるか?』(文藝春秋)、ミノーシュ・シャフィク『21世紀の社会契約』(東洋経済新報社)、アネッテ・ヘス『レストラン「ドイツ亭」』(河出書房新社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。