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メディア考古学とは何か?
デジタル時代のメディア文化研究
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2023年7月
- 書店発売日
- 2023年7月25日
- 登録日
- 2023年5月17日
- 最終更新日
- 2023年7月25日
紹介
映画研究、想像上のメディア研究、ドイツメディア理論、ニューマテリアリズム、ノイズ、アーカイヴ、メディアアートなどの主要なメディア研究/対象を踏まえることで、メディア考古学の見取り図を描き出す。デジタル時代のメディア文化にアプローチするための必読文献。
Jussi Parikka, What is Media Archaeology?,Polity,2012を全訳。
目次
謝辞
第1章 イントロダクション――過去と未来の地図製作
メディア考古学――複数のバックグラウンド
メディア考古学、第二幕
本書の構成
第2章 感覚のメディア考古学――視聴覚、情動、アルゴリズム
方法論的な指針――絡み合う理論と歴史
アトラクションとメディア横断的な関係
生理学的身体――情動とアトラクションの厚み
感覚の後で――ソフトウェア文化
第2章の要約
第3章 想像上のメディア――奇妙なオブジェクトを捉えること
不可能なもののアーカイヴ
変異学と、想像上の過去と未来
非人間的メディア
第3章の要約
第4章 メディア理論とニューマテリアリズム
ハード(ウェア)理論
物質的な身体の考古学
数学的メディア存在論
新しいメディア研究――メディウム固有性
第4章の要約
第5章 ノイズと偶然を描き出す
ノイズの響き
ノイズの先行性
ノイズの物理学
傍受(妨害)としてのノイズ
不気味なコミュニケーションの対象
ノイズとアーカイヴ
第5章の要約
第6章 アーカイヴの動態性――ソフトウェア文化とデジタル遺産
動態的なメディア・アーカイヴ
ソフトウェア、ネットアート、アーカイヴ
フォレンジックとデジタル記録の物質性
オペレーショナル・アーカイヴ
第6章の要約
第7章 メディア考古学を実践する――リメディエーションのための創造的方法論
現在に残る過去を組み立てる
タイムマシーンとしてのメディア考古学的な芸術
デッドメディア、それともゾンビメディア?
信号に基礎を置くメディアアート
科学者‐芸術家、それともただ博識な利用者?
第7章の要約
第8章 結論――デジタル文化におけるメディア考古学
メディア考古学を実践することについて
物質について
時間性について
訳者解題 メディア考古学からデジタル時代のメディア研究へ
上記内容は本書刊行時のものです。