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日本の近代思想を読みなおす2 日本 末木 文美士(著) - 東京大学出版会
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【利用不可】

日本の近代思想を読みなおす2 日本 (ニホンノキンダイシソウヲヨミナオスニホン)

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四六判
416ページ
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-13-014252-6   COPY
ISBN 13
9784130142526   COPY
ISBN 10h
4-13-014252-6   COPY
ISBN 10
4130142526   COPY
出版者記号
13   COPY
Cコード
C1310  
1:教養 3:全集・双書 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年1月
書店発売日
登録日
2023年11月23日
最終更新日
2024年1月31日
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紹介

時代を反映する選りぬきのテキストに解説を付し、日本の近代思想を読みなおして捉えるためのアンソロジーの第2巻。近代日本の思想家たちは、外から見られたイメージとしての「日本」をいかに自己認識し、そこから自らの思想を展開していったのだろうか。日本観を開明主義・独自主義・普遍主義の三つの類型に分類し、いま、われわれが、「日本」を改めて考えるための拠り所を提供する。



【シリーズの特長】
●日本の近代思想を15のテーマに分け、その新たな読みなおしを提案する。
●近代を反映する重要テキストを精選・収録し、第一線の研究者が解説を付す。
●危機の時代である現代において、時勢に流されることのない基礎的かつ確実な内容を提示する。

目次

総論 日本という問題系
一 普遍と特殊の狭間――仏教から見た日本
二 日本人論の射程
三 日本観の三つの型
四 近代の日本観の進展
五 自尊主義的日本観の源流
六 本巻のねらい

Ⅰ ステキな日本/ダメな日本
日本賛美と日本批判
川端康成『美しい日本の私』
文部省『国体の本義』
三宅雪嶺『偽悪醜日本人』
丸山眞男『日本の思想』

Ⅱ 外から/外へ
グローバルか、ナショナルか
イザベラ・バード『日本奥地紀行』
岡倉覚三「日本の目覚め」
戴季陶『日本論』
ルース・ベネディクト『菊と刀』

Ⅲ 天皇愛憎
天皇観の諸相
徳冨蘆花『謀叛論』
杉本五郎『大義』
奥崎謙三『ヤマザキ、天皇を撃て』

Ⅳ 思索と反省
日本を問いなおす
保田與重郎『日本の橋』
西田幾多郎『日本文化の問題』
三枝博音『日本の思想文化』
柳田国男『海上の道』

あとがき

著者プロフィール

末木 文美士  (スエキ フミヒコ)  (

国際日本文化研究センター名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、東京大学名誉教授

中島 隆博  (ナカジマ タカヒロ)  (

東京大学東洋文化研究所所長、同教授

上記内容は本書刊行時のものです。