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日本の近代思想を読みなおす1 哲学 中島 隆博(著) - 東京大学出版会
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日本の近代思想を読みなおす1 哲学 (ニホンノキンダイシソウヲヨミナオステツガク)

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四六判
432ページ
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-13-014251-9   COPY
ISBN 13
9784130142519   COPY
ISBN 10h
4-13-014251-8   COPY
ISBN 10
4130142518   COPY
出版者記号
13   COPY
Cコード
C1310  
1:教養 3:全集・双書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年12月
書店発売日
登録日
2023年10月30日
最終更新日
2023年12月26日
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紹介

日本の近代思想において哲学を考えることは、日本の哲学的な経験を通じながら、そこに普遍化への努力をどう見ていくのかということになる。本書は西洋哲学の受容と展開だけでなく、中国哲学やインド哲学などにも目配りをして、近代の日本哲学のダイナミズムを明らかにする。

目次

総論 哲学という問題系

Ⅰ 日本哲学の系譜学
一 日本哲学と中国哲学
二 二つの啓蒙――福沢諭吉と中江兆民
三 霊魂不滅論争
Ⅰ 資料編

Ⅱ アカデミズムとしての哲学の成立
四 東京学派の哲学
五 近代日本における中国哲学
六 近代日本におけるインド哲学
Ⅱ 資料編

Ⅲ 帝国の哲学
七 京都学派の礎――西田幾多郎
八 世界史の哲学――高山岩男
九 帝国日本を支える論理――田辺元
一〇 フィロロジーの行方――和辻哲郎
Ⅲ 資料編

Ⅳ 脱出の方位
一一 偶然性と未来への志向――九鬼周造
一二 ディアスポラの哲学――三木清
一三 マルクス主義哲学――戸坂潤
一四 東北大学で展開した哲学――高橋里美と高橋ふみ
Ⅳ 資料編

Ⅴ 戦後の哲学
一五 戦後民主主義――丸山眞男
一六 戦後マルクス主義哲学――梅本克己
一七 経験と思想――森有正
一八 神秘について――井筒俊彦
一九 立ち現われ一元論――大森荘蔵
二〇 共同主観性――廣松渉
二一 あわいの哲学――坂部恵
二二 装飾的思考――北川東子
二三 「自分」という謎――池田晶子
Ⅴ 資料編

著者プロフィール

中島 隆博  (ナカジマ タカヒロ)  (

東京大学東洋文化研究所教授

末木 文美士  (スエキ フミヒコ)  (

東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授

上記内容は本書刊行時のものです。