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戦争と音楽―京極高鋭、動員と和解の昭和史 古川隆久(著) - 中央公論新社
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戦争と音楽―京極高鋭、動員と和解の昭和史 (センソウトオンガクキョウゴクタカトシ、ドウイントワカイノショウワシ)

歴史・地理
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四六判
368ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-12-110158-7   COPY
ISBN 13
9784121101587   COPY
ISBN 10h
4-12-110158-8   COPY
ISBN 10
4121101588   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1321  
1:教養 3:全集・双書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年1月28日
最終更新日
2025年3月13日
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書評掲載情報

2025-04-13 読売新聞  朝刊
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紹介

近代国家において、西洋音楽は「動員」と「和解」の2つの役割を担った。
これを一身に体現したのが本書の主人公、京極高鋭である。
京極は、戦前は国民精神総動員の方針のもとに作られた「愛国行進曲」のプロデュースを手がけ、戦後は東京オリンピックの開催に大きく関わった。
祖父は初代東京帝国大学総長・枢密顧問官の加藤弘之、父は昭和天皇の侍医という名家。
本人は幼少時、のちの昭和天皇の遊び相手でもあった。
弟は喜劇役者古川ロッパである。
白樺派の影響を受けて長じた「華麗なる縁の下の力持ち」京極の人生を通して、昭和史における動員と和解、日本が引き受けざるを得なかった矛盾を描く。

著者プロフィール

古川隆久  (フルカワタカヒサ)  (

古川隆久
1962(昭和37)年東京生まれ。1985(昭和61)年東京大学文学部国史学専修課程卒業、1992(平成4)年東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻博士課程修了(博士(文学))。広島大学専任講師、横浜市立大学助教授などをへて、日本大学文理学部教授。専攻は日本近現代史。著書に『昭和戦中期の総合国策機関』(吉川弘文館 1992年)、『皇紀・万博・オリンピック』(中公新書 1998年)、『戦時議会』(吉川弘文館 2001年)、『戦時下の日本映画』(同上 2003年)、『政治家の生き方』(文春新書 2004年)、『昭和戦中期の議会と行政』(吉川弘文館2005年)、『昭和戦後史』上・中・下(講談社 2006年)、『あるエリート官僚の昭和秘史』(芙蓉書房出版 2006年)、『大正天皇』(吉川弘文館 近刊)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。