版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
地域と人口減少の経済学 小峰隆夫(著) - 中央公論新社
..
詳細画像 0
【利用可否不明】

地域と人口減少の経済学 (チイキトジンコウゲンショウノケイザイガク) スマート・シュリンクという選択肢 (スマートシュリンクトイウセンタクシ)

新書
このエントリーをはてなブックマークに追加
新書判
192ページ
定価 900 円+税   990 円(税込)
ISBN
978-4-12-102907-2   COPY
ISBN 13
9784121029072   COPY
ISBN 10h
4-12-102907-0   COPY
ISBN 10
4121029070   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1236  
1:教養 2:新書 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年5月25日
書店発売日
登録日
2026年3月31日
最終更新日
2026年5月14日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2026-06-27 日本経済新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

「人口1億人目標」「東京一極集中の是正」「コロナショックで人の流れは変わった」――
人口減少と地域問題にはびこる通説・俗説や、問題含みの地方創生政策を著名エコノミストが覆す。人口が減ってもウェルビーイングを損なわないための処方箋として、スマート・シュリンク(賢く縮む戦略)を提唱。行動経済学やマーケットデザイン等の理論、豊富な経年データにもとづき、多くの地域で応用できる「共有型」モデルを打ち出す。

目次

はじめに 人口・地域問題を経済学で解決する

第1章 人口変化の姿とコロナショック

1 日本の人口構造の変化
「確かな未来」の「確かな変化」の「確かな課題」/日本全体の人口構造の変化/外国人の流入をどう考えるか
2 人口オーナスがもたらす諸課題
人口オーナスとは何か/ますます高まる度合い/人手不足、社会保障などの諸課題
3 コロナで厳しさを増す人口の姿
コロナショック後の人口動態/衰える結婚・出産意欲、低下する希望出生率

第2章 地域から見た人口構造の変化

1 地域間の人口移動を考える
社会増減の重要性/地域間人口移動の姿
2 地域の人口展望
将来人口の姿/前回の人口推計との比較/「率」で見た高齢化、「数」で見た高齢化/老いる都市の課題
3 二つの悪循環
人口オーナスによる悪循環/人口規模を介した悪循環

第3章 地方創生政策の検証
 
1 戦後の地域政策の流れと地方創生
全国総合開発計画の歩みと変質/薄れる国土計画への関心/難しかった東京一極集中是正/小泉構造改革は何を目指していたのか/消滅自治体論の登場/消滅自治体論の四つの問題点
2 人口1億人目標について考える
地方創生と人口1億人目標/人口1億人とはどういうことか/人口1億人目標に意味はあるのか/2・07の達成は不可能
3 「地方創生1・0」の批判的検討
地方創生の手順/少子化対策と地方創生のデカップリング

第4章 東京一極集中は是正すべきか

1 一極集中という診断は正しいか
多層的集中という診断/「足による投票」という考え方/人はなぜ集まるのか/政策目標としての東京一極集中是正
2 一極集中の是正は少子化対策になるのか
東京一極集中と少子化対策/東京都の出生率は見かけほど低くない
/注目すべき東京のマッチング機能/簡単な数量的チェック
3 コロナ危機は変化をもたらしたのか
流出超に転じた東京都の人口/東京圏外への人口移動につながる3ステップ/コロナショックとテレワークの普及/対面型への回帰/もう一度東京一極集中是正を考える

第5章 地域政策のイノベーション

1 求められる地域政策とは
国主導型からの脱却/「規範型」から「共感型」のプロセスへ/分散から集中へ/ソーシャル・キャピタルで伸びる地域を伸ばす/逆方向だった地域政策
2 共有型の地域活性化方策
地域政策の二つのタイプ/劇場型と共有型の四つの違い/経済学から生まれた共有型の政策/行動経済学が実証したバイアス/ナッジという智恵/フューチャー・デザインと住民参加/岩手県矢巾町の例/マーケットデザイン
3 スマート・シュリンクの時代へ
スマート・シュリンクの考え方/人口が減っても経済が縮むとは限らない/人口減少と地域経済
4 スマート・シュリンクの実践
岡山県美咲町の例/政府が進める地域のスマート・シュリンク/自由な人の移動を通じて/自由な人の移動は、地域問題の解決に資する/地方部のアンコンシャス・バイアス

著者プロフィール

小峰隆夫  (コミネタカオ)  (

1947年埼玉県生まれ.69年東京大学経済学部卒.同年経済企画庁入庁,経済企画庁長官秘書官,日本経済研究センター主任研究員,経済企画庁調整局国際経済第一課長,調査局内国調査第一課長,国土庁審議官,経済企画庁審議官,経済研究所長,物価局長,調査局長,国土交通省国土計画局長,法政大学教授,大正大学地域創生学部教授,同大学地域構想研究所教授などを経て現在、同大学客員教授.
著書『人口負荷社会』(日本経済新聞出版社)
『平成の経済』(日本経済新聞出版社,読売吉野作造賞)
『私が見てきた日本経済』(日本経済新聞出版社)
共著『スマートシュリンクへの道』(中央経済社)など

上記内容は本書刊行時のものです。