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田中小実昌哲学小説集成 Ⅲ 田中小実昌(著) - 中央公論新社
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田中小実昌哲学小説集成 Ⅲ (タナカコミマサテツガクショウセツシュウセイ サン)

文芸
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四六判
400ページ
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-12-005903-2   COPY
ISBN 13
9784120059032   COPY
ISBN 10h
4-12-005903-0   COPY
ISBN 10
4120059030   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年1月28日
最終更新日
2025年3月13日
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書評掲載情報

2025-04-05 日本経済新聞  朝刊
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紹介

田中小実昌 生誕100年記念刊行

『ポロポロ』から『アメン父』へ――。
幼少期、従軍、復員ののち東大哲学科入学。
米軍基地のアルバイトで暮らし、翻訳家、小説家となって後も、コミさんは哲学に関心を持ち続けた。
映画館への途中で、バスの旅で。カバンに忍ばせた文庫本に、文句と注釈をつけながらも読み続ける。
そんな日々が、いつしか「小説」となる……。

「哲学」「宗教」「小説」の三位一体のかんけいの謎を追究し、著者晩年の代表的シリーズとなった「哲学小説」を初集成(全三巻)。
第Ⅲ巻は「カント通りまで百メートル」(1982)から「LAにいるのかな」(1997)まで、単行本未収録作品14篇をまとめる。
〈解説〉佐々木敦

[全巻構成]
第Ⅰ巻 『カント節』『モナドは窓がない』(全11篇所収)/巻末対談:柄谷行人/平岡篤頼/井上忠
第Ⅱ巻 『なやまない』『ないものの存在』(全10篇所収)/巻末対談:池内紀+堀江敏幸/保坂和志+石川忠司
第Ⅲ巻 単行本未収録作品集(全14篇所収)/解説:佐々木敦

著者プロフィール

田中小実昌  (タナカコミマサ)  (

田中小実昌
1925年、東京生まれ。小説家・翻訳家。東京大学文学部哲学科中退。79年、「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で直木賞を、『ポロポロ』で谷崎潤一郎賞を受賞。2000年没。主な著書に『香具師の旅』『アメン父』『上陸』『自動巻時計の一日』『くりかえすけど』、訳書にレイモンド・チャンドラー『湖中の女』、ダシール・ハメット『血の収穫』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。