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田中小実昌哲学小説集成 Ⅲ
発行:中央公論新社
四六判
400ページ
定価
3,800円+税
- 書店発売日
- 2025年3月24日
- 登録日
- 2025年1月28日
- 最終更新日
- 2025年3月13日
書評掲載情報
2025-04-05 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
田中小実昌 生誕100年記念刊行
『ポロポロ』から『アメン父』へ――。
幼少期、従軍、復員ののち東大哲学科入学。
米軍基地のアルバイトで暮らし、翻訳家、小説家となって後も、コミさんは哲学に関心を持ち続けた。
映画館への途中で、バスの旅で。カバンに忍ばせた文庫本に、文句と注釈をつけながらも読み続ける。
そんな日々が、いつしか「小説」となる……。
「哲学」「宗教」「小説」の三位一体のかんけいの謎を追究し、著者晩年の代表的シリーズとなった「哲学小説」を初集成(全三巻)。
第Ⅲ巻は「カント通りまで百メートル」(1982)から「LAにいるのかな」(1997)まで、単行本未収録作品14篇をまとめる。
〈解説〉佐々木敦
[全巻構成]
第Ⅰ巻 『カント節』『モナドは窓がない』(全11篇所収)/巻末対談:柄谷行人/平岡篤頼/井上忠
第Ⅱ巻 『なやまない』『ないものの存在』(全10篇所収)/巻末対談:池内紀+堀江敏幸/保坂和志+石川忠司
第Ⅲ巻 単行本未収録作品集(全14篇所収)/解説:佐々木敦
上記内容は本書刊行時のものです。