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漱石と日本の近代（上） 石原 千秋(著/文) - 新潮社 【利用不可】
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漱石と日本の近代（上）
発行：新潮社
四六変型判
240ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2017年5月26日
- 登録日
- 2017年4月12日
- 最終更新日
- 2017年5月20日
書評掲載情報
| 2017-07-30 |
読売新聞
朝刊 評者: 安藤宏（東京大学教授、国文学者） |
| 2017-07-02 |
東京新聞／中日新聞
朝刊 評者: 伊藤氏貴（文芸評論家） |
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紹介
読み継がれる理由とは？ 漱石が描いた近代とは、現代人の可能性だった。「自意識は強いのに他者との関係に自信が持てない」――漱石文学の主人公たちは皆、早く生まれすぎた〝現代人〞だったのかもしれない。『それから』まで主要な前期六作品を取り上げ、「漱石的主人公の誕生」という新たな解釈をもとに物語の奥に込められたテーマを浮き彫りにしていく。時代を超えて通じる閉塞感と可能性を読む。
上記内容は本書刊行時のものです。
