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愛について、なお語るべきこと 下 片山 恭一(著) - 小学館 【利用不可】
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愛について、なお語るべきこと 下
発行：小学館
文庫判
352ページ
定価
650円+税
- 書店発売日
- 2016年2月5日
- 登録日
- 2015年12月19日
- 最終更新日
- 2016年2月5日
紹介
最後に見たものは、希望か、絶望か。
山中で老人とともに熊を追っていたオサムは、老人が命を落とす瞬間を目の当たりにする。その後、老人の知り合いである鍛冶屋を頼り、ギギとともに「耕す人」の村で生活をするオサムだったが、あることを契機に鍛冶屋に殺意
を抱き、元の棲家である都市部のビルの廃墟に戻る決意をする。
一方、タイで息子の消息を追っていた小説家の辻村は、思わぬ成り行きから、突如ラオス国境の山村に帰ってしまった謎の美女・ウァンを追っ
て、日本人カメラマン・川那部と彼の地へ向かう。そして、事態は思わぬ方向へ急変する。
解説は作家の白石文郎氏。
上記内容は本書刊行時のものです。
