..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
受注センター:
販売部代表(雑誌,問い合わせ等):
注文電話番号:
注文FAX番号:
なし
注文サイト:
産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく
発行:集英社
新書判
縦173mm
横106mm
厚さ12mm
重さ 157g
240ページ
定価
990 円+税
1,089 円(税込)
- 書店発売日
- 2025年9月17日
- 登録日
- 2025年8月5日
- 最終更新日
- 2025年9月4日
紹介
妊娠・出産したいか、したくないか。いつ産むか、何人産むか──。そのほか、中絶、避妊、月経、更年期に伴う心身の負担など、生殖関連の出来事全般に関し、当事者がどのような選択をしても不利益なく生きることのできる権利を「リプロの権利」という。1990年代、女性にとって特に重要な権利として国際的に定義・周知されたこの人権について、日本でほぼ知られていないのはなぜなのか。中絶問題研究の第一人者が国内外での議論の軌跡をたどり解説する。少子化対策と称し「出産すること」への圧力が強まる今、必読の書。
【目次】
はじめに~日本社会から欠落している「リプロの権利」の視点
序章 リプロの権利は「人権」のひとつ
第一章 リプロの権利はいかにして生まれたか
第二章 人口政策に翻弄された日本の中絶・避妊
第三章 二〇〇〇年代、日本政府の「リプロ潰し」
第四章 世界はどのように変えてきたのか
終章 日本の今後に向けて
おわりに
【著者略歴】
塚原久美(つかはら くみ)
中絶問題研究家。1961年生まれ。国際基督教大学卒業。翻訳者・ライターを経て、自身の妊娠・出産を機に中絶問題研究を始める。2009年、金沢大学大学院社会環境科学研究科で博士号(学術)取得。公認心理師資格を得て、中絶ケアカウンセラーも務める。著書に『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ』(勁草書房)、『日本の中絶』(ちくま新書)、共訳書に『新版 中絶と避妊の政治学』(岩波書店)など。
上記内容は本書刊行時のものです。
