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あえのがたり 加藤 シゲアキ(著) - 講談社
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あえのがたり (アエノガタリ)

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発行:講談社
四六変型判
224ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-06-537876-2   COPY
ISBN 13
9784065378762   COPY
ISBN 10h
4-06-537876-1   COPY
ISBN 10
4065378761   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年11月15日
最終更新日
2025年4月1日
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紹介

2024年元日、能登半島を襲った大地震によって多くの人が傷つけられました。

残念ながら、小説を読むだけでは暖を取ることも、おなかを満たすこともできません。
ですが、いつか、魂を励まし、心に寄り添える力が物語には宿っていると信じています。
さて、奥能登地域の農家では、古くから稲作を守る“田の神様”を祀り、感謝をささげる「あえのこと」という儀礼が行われてきました。
「あえ=おもてなし」、「こと=祭り」をあらわします。
物語によるおもてなし「あえのがたり」のために集まったのは、今、もっとも新作を待たれている10人の小説家。

10人の作家による、1万字のおもてなし。
ぜひご堪能ください。

著者プロフィール

加藤 シゲアキ  (カトウ シゲアキ)  (

加藤シゲアキ(かとう・しげあき)
1987年、大阪府出身。青山学院大学法学部卒業。2012年『ピンクとグレー』で作家デビュー。2021年『オルタネート』で第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞を受賞。2024年『なれのはて』で第170回直木賞候補。「NEWS」のメンバーとして活躍しながら作家としても精力的な活動を続けており、評価を高めている。他の著書に『閃光スクランブル』『Burn.バーン』『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってるAGE22・AGE32』(全2冊)、エッセイ集などに『できることならスティードで』『1と0と加藤シゲアキ』がある。

今村 翔吾  (イマムラ ショウゴ)  (

今村翔吾(いまむら・しょうご)
1984年、京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。2020年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』で第11回山田風太郎賞を受賞。2021年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第6回吉川英治文庫賞を受賞。2022年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。他の著作に、「イクサガミ」シリーズ、『童の神』『てらこや青義堂 師匠、走る』『幸村を討て』『蹴れ、彦五郎』『茜唄』(上・下)『五葉のまつり』などがある。

小川 哲  (オガワ サトシ)  (

小川哲(おがわ・さとし)
1986年生まれ、千葉県出身。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年「ユートロニカのこちら側」が第3回ハヤカワSFコンテストで〈大賞〉を受賞しデビュー。2017年『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。2022年刊行の『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、第168回直木三十五賞を受賞。同年刊行の『君のクイズ』は第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞。他の著作に『嘘と正典』『スメラミシング』などがある。

佐藤 究  (サトウ キワム)  (

佐藤究(さとう・きわむ)
1977年、福岡県生まれ。2004年、佐藤憲胤名義で書いた『サージウスの死神』が第47回群像新人文学賞優秀作となりデビュー。2016年『QJKJQ』で第62回江戸川乱歩賞を受賞。『Ank: a mirroring ape』で第20回大藪春彦賞、第39回吉川英治文学新人賞を受賞。2021年『テスカトリポカ』で第34回山本周五郎賞、第165回直木賞を受賞。2024年『幽玄F』で第37回柴田錬三郎賞を受賞。他の著書に『爆発物処理班の遭遇したスピン』『トライロバレット』など。

朝井 リョウ  (アサイ リョウ)  (

朝井リョウ(あさい・りょう)
1989年、岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。2014年『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞を受賞。2021年『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞。他の著作に『スペードの3』『世にも奇妙な君物語』『スター』などがある。最新作は『生殖記』。

柚木 麻子  (ユズキ アサコ)  (

柚木麻子(ゆずき・あさこ)
1981年、東京都生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞を受賞。2016年同作で第3回高校生直木賞を受賞。他の著作に「ランチのアッコちゃん」シリーズ、『伊藤くんA to E』『らんたん』『ついでにジェントルメン』『あいにくあんたのためじゃない』など。『BUTTER』が英語圏で大ヒットするなど、世界からの注目も集めている。

荒木 あかね  (アラキ アカネ)  (

荒木あかね(あらき・あかね) 
1998年、福岡県生まれ。九州大学文学部卒業。2022年『此の世の果ての殺人』で第68回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。本格ミステリの確かな技法に加え、心理に深く分け入った人間ドラマを描くことから「Z世代のアガサ・クリスティー」と呼ばれている。他の著作に『ちぎれた鎖と光の切れ端』がある。

今村 昌弘  (イマムラ マサヒロ)  (

今村昌弘 (いまむら・まさひろ)
1985年、長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作はその年のミステリランキングを席巻し、映画化、コミカライズもされた。その後、『魔眼の匣の殺人』『兇人邸の殺人』『明智恭介の奔走』とシリーズを刊行。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。他の著作に『でぃすぺる』がある。

蝉谷 めぐ実  (セミタニ メグミ)  (

蝉谷めぐ実(せみたに・めぐみ)
1992年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部演劇映像コース専攻卒業。2020年、「化け者心中」で第11回小説野性時代新人賞を受賞しデビュー。2021年『化け者心中』で第10回日本歴史時代作家協会賞(新人賞)、第27回中山義秀文学賞を受賞。2022年『おんなの女房』で第10回野村胡堂文学賞を受賞。2023年同作で第44回吉川英治文学新人賞を受賞。2024年、『万両役者の扇』で第15回山田風太郎賞を受賞。他、アンソロジーなどに短編を発表している。

麻布競馬場  (アザブケイバジョウ)  (

麻布競馬場(あざぶけいばじょう)
1991年生まれ。慶應義塾大学卒業。2021年からTwitterに投稿していた小説が「タワマン文学」として話題になる。2022年、ショートストーリー集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』でデビュー。2024年、『令和元年の人生ゲーム』が第171回直木賞候補に。

上記内容は本書刊行時のものです。