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出版者情報
爆発物処理班の遭遇したスピン
発行:講談社
四六変型判
320ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2022年6月29日
- 登録日
- 2022年5月25日
- 最終更新日
- 2022年11月24日
書評掲載情報
2022-07-30 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 重里徹也(聖徳大学教授・文芸評論家) |
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紹介
第165回直木賞作家 異次元レベルの最新短編集
創造と破壊のエンタングルメント
この面白さ、解除不能
「ミステリ×SF×怪物」が開くのは「世界」の扉
小説の最前線、ここから前人未到、読み逃し厳禁
きっとアナタも究中毒になる―
爆発物処理班の遭遇したスピン…鹿児島県の小学校に、爆破予告が入る。急行した爆発物処理班の駒沢と宇原が目にしたのは黒い箱。処理を無事終えたと安心した刹那、爆発が起き駒沢は大けがを負ってしまう。事態の収拾もつかぬまま、今度は、鹿児島市の繁華街にあるホテルで酸素カプセルにも爆弾を設置したとの連絡が入った。カプセルの中には睡眠中の官僚がいて、カバーを開ければ即爆発するという。さらに同時刻、全く同じ爆弾が沖縄の米軍基地にも仕掛けられていることが判明。事件のカギとなるのは量子力学!?
他に、日本推理作家協会賞短編部門候補「くぎ」、「ジェリーウォーカー」「シヴィル・ライツ」「猿人マグラ」「スマイルヘッズ」「ボイルド・オクトパス」「九三式」を収録。
あなたは、物語の転換点に立たされる
上記内容は本書刊行時のものです。