版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ホスト万葉集 巻の二 コロナかも だから会わない好きだから コロナ時代の愛なんて クソ 手塚マキと歌舞伎町ホスト80人 from Smappa!  Group(著/文) - 講談社
..
詳細画像 0
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

ホスト万葉集 巻の二 コロナかも だから会わない好きだから コロナ時代の愛なんて クソ (ホストマンヨウシュウ マキノニ コロナカモダカラアワナイスキダカラ コロナジダイノアイナンテクソ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:講談社
四六判
178ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-06-522183-9   COPY
ISBN 13
9784065221839   COPY
ISBN 10h
4-06-522183-8   COPY
ISBN 10
4065221838   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年12月2日
最終更新日
2023年12月28日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

超話題の第一巻から半年で、早くも登場!
「夜の街」から、素顔の五・七・五・七・七!
コロナ禍まっただなかの7月から11月に作った600首から300首余りを厳選。 今回は、「姫(お客様)」から「母」からのアンサー短歌を収録。

大反響の『ホスト万葉集』(7月6日)発売後も、歌舞伎町ホストと編者たちは、Zoomで歌会を続けた。7月から11月に開いた歌会は6回。歌会は、NHKも密着取材。ホストたちの短歌の実力もどんどん上がり、歌会には、200首を超える歌が集まったときも。6回の歌会でホストたちが作った短歌591首から、375首を、俵万智・野口あや子・小佐野弾という、「歌壇」の第一級の歌人たちが選歌・構成。家族と故郷の最終章「あんたのうちよ」は号泣必至!

(おもな収録歌)
〈「歌舞伎町2020 マスク盛れ盛れ」ほかより〉
どの街も夕日沈めば夜の街 それならいっそコロナ街
夜の街 感染4割なるほどね なら6割は昼の街やん
マスク盛れ 活かさぬ手はないイロ掛けて  君は手の上 コロコロコロナ
あなたからうつったんなら別にいいむしろシェアしてなんかエロくね
出かけたい出かけられないコンチキショー そういえば誕生日だね百合子おめ
夜の街外から見るか内から見るか 正義はどこにもない自分で決めろ
コロナ禍にみてはダメなの夢なんて じゃあ教えてよ今の生き方
「これ好き?」が「これ知ってる?」に変わったね見つけてきてね新しい好き
歌舞伎町無縁の街のはずでした 去年の夏に君に会うまで(お客様より)
〈最終章「あんたのうちよ」より〉
「生きてるだけでいいじゃない」ああ微笑みて息子亡くせし友の言う(母より)
畳まれた中学ジャージ洗い立て この洗剤が実家の匂い

(目次紹介・章タイトル)
歌舞伎町2020 マスク盛れ盛れ
ちょっくら歌会
母の連絡
姫の愛情、僕の夢
やらかしちゃったし腹も減ったし 今日もGo To ラーメン二郎
恋の時間差
夜の街 外から見るか内から見るか
Love or money? Love and money?
「あんたのうちよ」

著者プロフィール

手塚マキと歌舞伎町ホスト80人 from Smappa! Group  (テヅカマキトカブキチョウホストハチジュウニンフロムスマッパ!グループ)  (著/文

1977年、埼玉県生まれ。97年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、26歳で起業。現在は歌舞伎町でホストクラブ、BAR、飲食店、美容室など十数軒を構える「Smappa! Group」会長。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。NPO法人グリーンバード理事。JSA認定ソムリエ。ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動をおこなう。コロナ禍において、行政と歌舞伎町事業者を繋ぎ、官民一体の繁華街コロナ対策連絡会(新宿モデル)を立ち上げた。近著に『裏・読書』、最新著書は『新宿・歌舞伎町 人はなぜ〈夜の街〉を求めるのか』(幻冬舎新書)。
手塚氏の音頭取りのもと、『ホスト万葉集』(第一巻)発売以降も、短歌を作り続けるSmappa! Groupの在籍ホストたち。2年前から、月に一回のペースで「ホスト歌会」を行い、営業自粛中も自粛が明けてからも、Zoomで歌会を続けている。第一巻に続き、選者の俵万智氏・野口あや子氏・小佐野彈氏がフル参加。作歌の技術はさらに向上。歌会はNHK総合「クローズアップ現代+」でも紹介された。

俵 万智  (タワラ マチ)  (編集

1962年大阪生まれ。280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。日常で使われる「口語」を用いて、短歌という詩型の幅を大きく広げた。ほかの歌集に『かぜのてのひら』、『チョコレート革命』、『プーさんの鼻』(若山牧水賞)、『オレがマリオ』などがある。近著『牧水の恋』で宮日出版文化賞特別大賞受賞。読売歌壇選者も務める。最新歌集『未来のサイズ』(角川書店)を10月に上梓したばかり。

野口 あや子  (ノグチ アヤコ)  (編集

1987年岐阜県生まれ。短歌新人の登竜門「短歌研究新人賞」を、寺山修司以来の十代で受賞。2010年に第一歌集『くびすじの欠片』で現代歌人協会賞を受賞し、最年少記録を作った。ほかの歌集に『夏にふれる』、『かなしき玩具譚』、『眠れる海』がある。人工知能歌人(AI歌人)への短歌アドバイザーなど活動の幅を広げ、2019年、短編小説「ジュリアナ様」が「小説新潮」に掲載され、小説家デビュー。笹井宏之賞選考委員。オンラインレクチャー「野口と短歌ラリー」を開催中。

小佐野 彈  (オサノ ダン)  (編集

1983年東京生まれ。1990年、慶應義塾幼稚舎に入学し博士課程に至るまで慶應義塾に学ぶ。台湾に在住し抹茶カフェチェーンを経営。同性愛者であることを公表している。2017年短歌研究新人賞を受賞。2019年に第一歌集『メタリック』で現代歌人協会賞を受賞。2019年、新たな表現者を顕彰する「(池田晶子記念 )わたくし、つまりNobody賞」受賞。また、2019年、中篇小説『車軸』で小説家デビュー。最新小説は「したたる落果」(文學界2021年1月号掲載)

上記内容は本書刊行時のものです。