..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
それを小説と呼ぶ
発行:講談社
四六変型判
354ページ
定価
2,900円+税
- 書店発売日
- 2020年11月26日
- 登録日
- 2020年10月30日
- 最終更新日
- 2020年11月20日
紹介
「批評」の終幕、そして「小説」の到来。小説という問題への探求、その思考の足跡をすべて刻んだ文芸批評家としての最後の主著。
これは「小説」の到来をめぐる書物である。「小説」は誰かに(私に?)よって書かれるのではなく、
誰かのところに、私のところに、或る時、とつぜんにやってくるのだ。
私はそう思っている。
――あとがきより
ボルヘス、高山羽根子、ウィトゲンシュタイン、円城塔、保坂和志、
マルクス・ガブリエル、筒井康隆、ゴダール、セザンヌ、ロラン・バルトetc.
「世界」「神」「無限」――、マクロなテーマについて思考することが、
いつのまにか「小説」の到来を呼び込む、そんな目論見に沿った論述は、どこに向かうのか?
目次
第一章 方法序説
第二章 世界を数える
第三章 神を超えるもの
第四章 全体論と有限
第五章 小説の準備
上記内容は本書刊行時のものです。