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出版者情報
人間とは何か 偏愛的フランス文学作家論
発行:講談社
四六変型判
610ページ
定価
3,500円+税
- 書店発売日
- 2020年9月10日
- 登録日
- 2020年7月31日
- 最終更新日
- 2020年9月7日
書評掲載情報
2020-12-12 |
毎日新聞
朝刊 評者: 辻原登(作家) |
2020-11-14 |
毎日新聞
朝刊 評者: 三浦雅士(評論家) |
2020-10-18 |
読売新聞
朝刊 評者: 鈴木洋仁(東洋大学研究助手、社会学者) |
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紹介
文学がすべてを教えてくれた。
サド、ボードレール、フローベール、ランボー、プルースト、カミュ……。
自身の文学遍歴=「文学による感情教育」を語りつつ、フランス文学史を彩る31名を通して、人間精神の多彩な運動の軌跡を描き出すエッセイ的評論。
〈目次〉
1 サド――悪について
2 ラクロ――心のメカニズムについて
3 カザノヴァ――自由について
4 コンスタン――愛の不可能性について
5 スタンダール――誠実さについて
6 バルザック――誘惑について
7 メリメ――情熱について
8 ボードレール――自意識について
9 フローベール――夢想について
10 ロートレアモン――反抗について
11 ヴェルレーヌ――感傷について
12 ランボー――自己の超越について
13 ヴェルヌ――冒険について
14 バルベー・ドールヴィイ――文学的欲望について
15 ゾラ――食について
16 モーパッサン――恐怖について
17 ユイスマンス――デカダンスについて
18 リラダン――観念について
19 プルースト――人生と芸術について
20 ジッドー――小説について
21 コクトー――虚偽について
22 ラディゲ――倫理について
23 セリーヌ――絶望について
24 アルトー――狂気について
25 ブルトン――ユーモアについて
26 バタイユ――エロティシズムについて
27 カミュ――不条理について
28 ジュネ――言葉の魔術について
29 マンディアルグ――幻想について
30 ヴィアン――反人間主義について
31 マンシェット――ニヒリズムについて
上記内容は本書刊行時のものです。