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出版者情報
良い子のこころが壊れるとき
- 初版年月日
- 2010年5月
- 書店発売日
- 2010年5月29日
- 登録日
- 2017年4月1日
- 最終更新日
- 2017年4月1日
紹介
いままで良い子だとばかり思っていたのに子どもの様子が少し変。何かトラブルを起こしていないか、うつ病や摂食障害など心の病気か……。とくに思春期は心身ともに不安定になりがちです。何がつらいのか、本人にもよくわかっていなかったりします。また親の愛情と期待が子どもをつぶしてしまうこともあります。子どもの心がなぜ危機に陥るのか、子どもの心理を徹底解明。深刻になる前にSOSサインを受け止めて!
あんなに「良い子」だったのになぜ?
良い子をおそううつ病、摂食障害、引きこもり……深刻になる前にSOSサインを受け止めて!
危機に陥る子どもの心理を徹底解明。
目次
第1章 「良い子」をやめる日
不登校/申し訳なさとふがいなさでつぶれそう
キレる/頭が真っ白になり、怒りを爆発させる
自傷/少しでもやわらげたい「つらさ」がある
うつ/思考も感情もストップさせて自分を守る
薬物/なげやりな気持ちが好奇心に結びついて
第2章 心の危機はどこからくるのか
性格1/怒りが外に出るか、内にこもるか
性格2/自分がダメに思えて好きになれない
身体/背景に脳のトラブルがあることも
家庭1/温かな気持ちを受け取ったことがない
社会1/存在そのものを否定されつづける
第3章 無意識の虐待が無意識の怒りをうむ
期待/子どもを「人生の勝ち組」にさせるために
方針/「自主性にまかせる」という落とし穴
価値観/きれいな良い子でないと認めない
甘え/校内暴力、家庭内暴力の本当の理由は
人間関係2/遊び方にも成績がつく「友だち偏差値」
第4章 そのとき、どうする、どう言う
見極め/医療が必要かどうかの判断は
不登校/言ってはいけない言葉、してはいけない対応
キレる/ときには親が避難することも必要
【コラム】力で抑えつけたら力で反発してくる
第5章 おとなの言動は子どもの心の琴線にふれているか
感情/会話のなかに「気持ちの言葉」を入れる
親子関係/親子は友だちではないことを意識する
精神力/英才教育で学力を身につけさせる前に
自尊感情/ほめるだけでは自尊感情は育たない
上記内容は本書刊行時のものです。