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YA! アンソロジー ひとりぼっちの教室 小林 深雪(著) - 講談社
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YA! アンソロジー ひとりぼっちの教室 (ワイエーアンソロジーヒトリボッチノキョウシツYA)

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発行:講談社
四六判
218ページ
定価 950 円+税   1,045 円(税込)
ISBN
978-4-06-269515-2   COPY
ISBN 13
9784062695152   COPY
ISBN 10h
4-06-269515-4   COPY
ISBN 10
4062695154   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C8093  
8:児童 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年10月25日
最終更新日
2024年1月24日
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紹介

「もし、今日、わたしが、死んだら、明日、泣いてくれる人間は、このクラスに何人いるんだろう? 一人もいないかもね」YA!アンソロジー第7弾。「いじめ」をテーマに、加害者、被害者、傍観者の立場だけに終わらない、リアルな学園ドラマを届けます。小林深雪『友達なんかいない』/戸森しるこ『これは加部慎太郎に送る手紙』/吉田桃子『転生☆少女』/栗沢まり『イッチダンケツ』


「もし、今日、わたしが、死んだら、明日、泣いてくれる人間は、このクラスに何人いるんだろう? 一人もいないかもね。」(小林深雪『友達なんていない!』本文より)

YA!アンソロジー第7弾。
「いじめ」をテーマに、加害者、被害者、傍観者の立場だけに終わらない、リアルな学園ドラマを届けます。

・小林深雪『友達なんかいない』
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YA!アンソロジー『秘密』『約束』『14歳』に登場した区立四葉中学校の秋元穂花が主人公。いじめっ子の穂花が、今度は、クラスで仲間はずれになってしまう。かわいくて人気者で自信があり、今までは、なんでも自分の思い通りにしてきた穂花。しかし、だんだん見た目のかわいさだけでは、人の心を動かせなくなっていることに気がついていく。そんなとき、声をかけてくれたのは、自分がいじめてきた久保田千湖だった。

・戸森しるこ『これは加部慎太郎に送る手紙』
顔にあるアザのせいで、深刻ないじめにあっている月森直。いじめることをやめられない遊佐資。正義感の強い加部慎太郎。その親友のぼく。変えられない、変わらないと思っていたその関係性は、意外なかたちでくずれる。

・吉田桃子『転生☆少女』
「どうせ私なんて」という言葉を口に出してしまうと中2に戻ってしまう主人公が、経験の豊かさを活かして、いじめを克服していく、という学校の文芸誌に載っていた作品によって、多くの生徒が救われていく。

・栗沢まり『イッチダンケツ』
体ばかり大きく、気が弱くて勉強のできない村瀬風人は、英語の先生に目をつけられ、いじめられる。クラスでも孤立するなか、声をかけてきたのは同じく孤立している「宮田君」だった。高飛車な物言いに、反感を覚える主人公だったが、長縄大会を通じて、彼が孤立している本当の理由を知る。

目次

友達なんかいない 小林深雪
これは加部慎太郎に送る手紙 戸森しるこ
転生☆少女 吉田桃子
イッチダンケツ 栗沢まり

著者プロフィール

小林 深雪  (コバヤシ ミユキ)  (

3月10日生まれ。魚座のA型。埼玉県出身。武蔵野美術大学卒業。青い鳥文庫、YA! ENTERTAINMENT(いずれも講談社)などに著書があり、10代の少女の人気を集める。エッセー集『児童文学キッチン』、童話『白鳥の湖』のほか漫画原作も多数手がけ、『キッチンのお姫さま』(「なかよし」掲載)で、第30回講談社漫画賞を受賞。

戸森 しるこ  (トモリ シルコ)  (

1984年埼玉県生まれ。武蔵大学経済学部経営学科卒業。東京都在住。2015年、『ぼくたちのリアル』で第56回講談社児童文学新人賞受賞。同作で日本児童文芸家協会児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。近著に、『十一月のマーブル』『理科準備室のヴィーナス』(いずれも講談社)がある。

吉田 桃子  (ヨシダ モモコ)  (

1982年生まれ。福島県郡山市在住。日本児童教育専門学校絵本童話科を卒業。2015年、第32回福島正実記念SF童話賞で佳作を受賞。2016年、第2回小学館ジュニア文庫小説賞で金賞を受賞し、『お悩み解決! ズバッと同盟』(小学館ジュニア文庫)として刊行される。2016年、『ラブリィ!』で、第57回講談社児童文学新人賞受賞。

栗沢 まり  (クリサワ マリ)  (

作家。都留文科大学卒業。公立中学校で国語教諭として勤務後、塾講師、学習支援塾スタディアドバイザーなどを経験。2016年、『15歳、ぬけがら』で、第57回講談社児童文学新人賞佳作入選。

牧村 久実  (マキムラ クミ)  (

6月13日生まれ。双子座のA型。東京都出身。デビュー以来、多くの漫画、さし絵を手がける。
講談社青い鳥文庫で人気の「泣いちゃいそうだよ」シリーズのほか、名作『伊豆の踊子・野菊の墓』(川端康成・伊藤左千夫/作 講談社青い鳥文庫)のさし絵も手がけている。

上記内容は本書刊行時のものです。