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出版者情報
生態と民俗 : 人と動植物の相渉譜
発行:講談社
縦150mm
417ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年5月
- 登録日
- 2017年11月10日
- 最終更新日
- 2017年11月10日
紹介
食料や燃料を恵み、道行く際の標となり、また神の依り代となる樹。肉として薬として、あるいは害をなし、時に神の使者ともなる動物。人は自らをとりまく自然から何を享受し何を守ってきたのか。植物の活用と生命力への崇拝、動物との敵対とその霊性への畏怖。自然と相渉る人々の民俗事例と伝承を集め、培われてきた相利相生の思想の有効性を検証。
目次
神の山と人の山
1 共生の民俗(人と燕の相渉
巨樹と神の森
クロマツの民俗
アマカツの民俗)
2 共存の葛藤-ディレンマの動物誌(ハブの両義性
鹿
猿
鼠
蛙
狼
鮫)
3 資源保全と再生の民俗(曲物師と木地屋
山椒魚の谷
「旬」の思想
再生と民俗)
4 伝説・昔話の環境論(伝説と環境思想
鮭の大助-資源保全と種の保存
浦島太郎
桃太郎
花咲爺
猿蟹合戦)
上記内容は本書刊行時のものです。