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出版者情報
形而上学
発行:講談社
縦150mm
698ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1994年3月
- 登録日
- 2017年3月26日
- 最終更新日
- 2017年3月26日
紹介
<万学の祖>といわれるギリシア古典哲学の最大の巨人アリストテレス。本書は、彼の思想の根幹をなす『形而上学』を、哲学者・岩崎勉がギリシア語原本から初めて日本語に翻訳したものである。「存在するものとは何か」を追究して、アリストテレスは、<質料><形相>など、個体の本質と属性を表わす用語と概念をつくり、万学の基礎を築いた。あらゆる学問の最高峰に位置づけられた古典中の古典が、いま甦る。
目次
感覚と記憶、経験と技術ならびに学問。智慧(哲学)-窮極原因および原理の学
智慧(哲学)の一般的規定。最高の学-その本質と目標
原因の四意義。初期哲学者がただ質料因のみを考えたこと。それに次ぐ動力因の認識。アナクサゴラスにおける目的因の使用
エムペドクレスにおける相対立する二つの動力因の想定。レウキッポスおよびデモクリトスの学説
ピュタゴラス学派とエレア学派。前者における形相因の漠然たる認識
プラトン哲学。質料因と形相因との二原因のみの適用
四原因に対する諸学説の関係〔ほか〕
上記内容は本書刊行時のものです。