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ユーラシアの神秘思想 : 古代ローマから日本にかけて展開する精神文化の源流
発行:学習研究社
縦200mm
526ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2005年8月
- 登録日
- 2019年7月25日
- 最終更新日
- 2019年7月25日
紹介
ヨーロッパとアジアを包摂するユーラシア。「旧大陸」と呼ばれるこの広大な大陸には、ヨーロッパ、中近東、インド、中央アジア、中国でさまざまな文化が生まれ、宗教が芽生えた。なかでも古代ローマの密儀やイスラム教のスーフィズム、ユダヤ教のカバラや仏教の密教といった神秘思想は、民族や地域ごとのさまざまな文化を背景に、多種多様な形で展開し、そのほとんどが今も精神文化に多大な影響を及ぼしている。しかし、こうした一連の神秘思想は、決して個々に生まれ、発展したのではなく、「人類の原思想」とも呼ぶべき、ひとつの起源から発していたのである。本書はユーラシアに展開されるさまざまな神秘思想を形而上学的な面と現象面、さらには実践面といった多角的な視点から比較検討しつつ、その共通性を探り、宗教、思想、信仰の源流を検証したものである。
目次
序章 ユーラシアの神秘思想とは何か
第1章 身体の秘密
第2章 鍛錬と性愛
第3章 占いの世界
第4章 ことばと象徴
第5章 仏・悪魔・超人
上記内容は本書刊行時のものです。